グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

NECのスマホ事業撤退に思う

2013年07月18日 | 日記
NECがスマホ事業から撤退するとのことだ。
我が国では携帯電話事業に一時10数社が参戦、あの時はさすがに多過ぎるのではと思ったがその後再編が進み現在は6グループに集約されている。
そのうちの1グループが外資との統合も叶わずスマホ事業から屈辱の撤退となったということだ。
交渉相手の外資からも見放されるようでは余程生き残るリソースが残っていなかったとみるべきだろう。
携帯電話事業の主戦場がガラケーからスマホに移行してからというもの我が国の携帯電話各社は劣勢がにわかに顕著になった。
NECはガラケー事業は切り離して独力で継続するというが縮小市場での事業継続は容易ではないだろう。
今回の決断は人間に例えれば単なる延命措置に過ぎないのだ。
ところで「なぜスマホ事業に立ち遅れたのか」、この敗因分析は済んでいるのだろうか。