グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

安倍政権の「これから」に思う

2013年07月24日 | 日記
参院選圧勝後の安倍政権の今後の動きに世間の関心が集まっている。
もう「ねじれ」というエクスキューズは通用しない。
短期政権に終わった6年前の悔いをいかに晴らすか、党の内外を問わず誰もが注視しているに違いない。
経済政策については今のところまずまずの線で推移している。
本人の昨今の弁にもあるように景気回復の実感を中小企業や商店街、非正規社員層や求職者まで行きわたらせることがこれからの課題だが結構難題かもしれない。
社会保障については未だ具体的なイメージが見えていないが従来から高齢化への取り組みはプアだったし既にもう遅すぎる感がある。
何よりも「早く、早く、かつ公平に」が重要だ。
さて消費増税だがその決断時期について慎重派の首相、官房長官とG20が気になる副総理・財務相の間で不協和音が聞こえてきた。
原発再稼働問題についても共産党などの台頭は決して無視できないと思う。
結局安倍政権は多くの国民の支持を勝ち得たが、かといって55年体制のように思い通りにやっていくのは難しいようだ。
だけど国民はあなたに託すしかない。