グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

フィリップ・コトラー教授の来日に思う

2013年07月29日 | 日記
米国ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院のフィリップ・コトラー教授が来日され講演をなされたとのことだ。
コトラー氏といえば筆者がマーケティングに関心を持ちいろんな理論を学び始めた30,40年前にはすでにこの分野の世界的権威だったが80歳を超えた今日なお学会の第一線で活躍されている様子を伺って本当に慶ばしく思った。
最近ではSNSやビッグデータなど新たな社会変化・情報技術とマーケティングとの関連についても言及されており氏の若々しさと飽くなき探求心にただただ敬服だ。
そのコトラー氏が今回の日本訪問で視察先に選んだのは「駅ナカ」だった。
たしかに米国では空港こそ物販・飲食施設の集積は多いが鉄道の駅はカゲが薄い(鉄道そのものがそうかもしれないが・・・)。
コトラー氏は帰国後今度は鉄道業界に対するマーケティング力強化に影響を与えるのかもしれない。
同時にJR東日本は自社の駅ナカ開発を世界にもっと誇っていいのではないかと思う。