グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「中国の電子商取引市場世界第2位に」に思う

2013年07月23日 | 日記
今日の日経新聞が中国の電子商取引市場(企業の個人向け販売いわゆるBtoCマーケット)の急拡大を取り上げている。
13年度には年間1800億ドルというから円貨でいえば18兆円近くになり長らく世界第2位にあった我が国を追い越すことになる。
とにかく中国のインターネット人口はすでに日本の数倍というから電子商取引市場もGDPと同様にいつか我が国を凌駕するだろうことは容易に予想していたが物流インフラの遅れなど障害要因もあるので高をくくっていた。
早晩国境を越え我が国のBtoC市場にも参入してくるだろう。
言語の壁などは大した障害にはならないはずだ。
一つ気になったのは当該新聞記事の中で日本の電子商取引市場の伸びが極めて鈍いことだ。
日本の電子商取引市場だって成長が鈍化するほどまだ成熟していないと思う。
筆者はしばらくは2桁成長が続くとみているので新聞記事の出典となっている米イーマーケッターの市場予測結果にはいささか疑問が残る。