グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「錯覚利用の横断歩道」試行に思う

2014年04月03日 | 日記

静岡県警が興味深い横断歩道を試験的に採用している。

横断歩道の標を4色で塗り分け運転席から見ると路面があたかも盛り上がっているように見えるというものだ。

急ブレーキをかけるほどのものでもなく追突などの危険も少ないとのことだ。

なかなか面白そうな試みではある。

米国などではよくパーキング・ロットの入り口などに背の低いナマコを横に伸ばしたような障害物を設置してある例がある。

ドライバーに減速を強要する仕掛け(ダンパーとか言うらしいが)なのだがあれは結構車両の受ける衝撃が大きい。

それに比べこの錯覚利用横断歩道は当然ながら衝撃はない。

物理的な障害物よりはるかにスマートだと思う。

一つ心配なのは歩行者が錯覚を起こして躓いてしまうことがないかということだが・・・、そんなことはないか(笑)。

 

 


武田薬品の外国人社長誕生に思う

2014年04月03日 | 日記

薬品業界の老舗武田薬品の社長(COO)に40歳代の外国人が就任することになった。

新興国市場への浸透を新社長の手腕に託そうということらしい。

外国人社長といえば日産自動車のカルロス・ゴーン氏が頭に浮かぶ。

コスト・カッターの異名がある氏の日産自動車再建ぶりは鮮烈で今でも語り草になっているが最近の実績はどうだろう。

ライバルであるトヨタ自動車には随分水をあけられた感があるが気のせいか?

外国人社長といえばもう一人、すでに社を去ったがソニーのストリンガー氏を思い出す。

氏はソフト事業の強化に取組みグループの再建を目指したが結局確たる成果を得られず後継経営陣は未だに後遺症に悩む。

全て外国人社長が悪いというつもりはないが逆にオールマイティーでもない。

とかく経営環境は変わりやすい。

外国人だからというわけでもないが社長をコントロールしていく仕組みも重要だろう。