静岡県警が興味深い横断歩道を試験的に採用している。
横断歩道の標を4色で塗り分け運転席から見ると路面があたかも盛り上がっているように見えるというものだ。
急ブレーキをかけるほどのものでもなく追突などの危険も少ないとのことだ。
なかなか面白そうな試みではある。
米国などではよくパーキング・ロットの入り口などに背の低いナマコを横に伸ばしたような障害物を設置してある例がある。
ドライバーに減速を強要する仕掛け(ダンパーとか言うらしいが)なのだがあれは結構車両の受ける衝撃が大きい。
それに比べこの錯覚利用横断歩道は当然ながら衝撃はない。
物理的な障害物よりはるかにスマートだと思う。
一つ心配なのは歩行者が錯覚を起こして躓いてしまうことがないかということだが・・・、そんなことはないか(笑)。