グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

統一球騒動の再発火に思う

2014年04月11日 | 日記

よくよく日本野球機構(NPB)は危機意識も管理能力を欠如した組織だ。

昨年あれほどの大きな騒動を引き起こしコミッショナーが引責辞任したばかりというのに使用球の反発係数確認を手抜きしていたとは…。

これでは楽天・星野監督が「責任を取ってもらわないと」というのも無理はない。

全数検査とまでは言わないまでもせめてサンプリング検査を行ったうえでオープン戦から試合に供するべきだったと思うが今シーズンは今頃になって公表、しかも「原因はまだ分からない」だと・・・。

この責任を全てボール・メーカーに負わせる訳にはいかないだろう。

NPBはキチンとした謝罪も必要だし組織管理体制の見直しも急がねばならない。

せっかくの球春も水を差された形だ。

 


携帯電話会社の音声定額料金制採用に思う

2014年04月11日 | 日記

NTTドコモが音声部分の定額料金制採用を決定(データ通信については既に採用済)、これを公表した。

携帯電話ビジネスは典型的な設備産業でありかつ寡占業界、しかも技術革新が激しいので常に価格競争は熾烈である。

事業特性はよく分かるがそれにしても他社からの乗換えに対する高額キャッシュバック・キャンペーンには驚くばかりだ。

店頭POP広告などには(家族の人数にもよるが)20万円とか25万円とかの数字が踊っている。

「そんなインセンティブ原資があるのならもっと毎月の利用料金を下げろよ」というのが高料金に泣く利用者の偽らぬ心情だがその回答の一端が冒頭の新価格制度なのだ。

おおよそ携帯各社の料金政策は他社からの乗換え優遇に偏しており長期ユーザーを軽視しているように思う。

まるで「釣った魚にエサは要らない」と言っているようだ。

今回の音声定額制採用を手始めに誰もが納得できる料金体系を実現して欲しいものだ。