よくよく日本野球機構(NPB)は危機意識も管理能力を欠如した組織だ。
昨年あれほどの大きな騒動を引き起こしコミッショナーが引責辞任したばかりというのに使用球の反発係数確認を手抜きしていたとは…。
これでは楽天・星野監督が「責任を取ってもらわないと」というのも無理はない。
全数検査とまでは言わないまでもせめてサンプリング検査を行ったうえでオープン戦から試合に供するべきだったと思うが今シーズンは今頃になって公表、しかも「原因はまだ分からない」だと・・・。
この責任を全てボール・メーカーに負わせる訳にはいかないだろう。
NPBはキチンとした謝罪も必要だし組織管理体制の見直しも急がねばならない。
せっかくの球春も水を差された形だ。