未曽有の大災害から3年、三陸鉄道の南北リアス線が復活の日を迎えた。
地元の住民にとって3か年の月日は本当に長かったのではないか。
再開を喜び感涙にむせぶ人々の姿を見るとこちらまでジーンとしてしまう。
もっと早く復活できればよかったのだが結構時間を要した。
復興予算上の制約はなかったと確信しているが・・・。
何といってもこの復旧時間の長さは自然災害の爪痕がなせるものだったのだ。
ただ再開を手放しで喜んでばかりはいられない。
沿線定住人口はどの程度戻ったのだろうか。
過大な防災対策や災害再来不安で観光資源の魅力減少はないのだろうか。
南北リアス線をつなぐJR山田線の復旧はいつになるのか。
永続的な地域活性化計画はあるのか。
観光開発についてはゼロからの出発を考えてもいい。