昨日は渦中の理研・副センター長が記者会見を行っていた。
ユニットリーダーの指導役とされる立場から一連の騒動を招いたことに対する謝罪があったが肝心のSTEP細胞の有無については依然闇の中、今後の理研の検証作業に委ねられることになった。
今回の記者会見で一番印象的だったのは記者からの質問に対する理研側の真摯な対応だった。
通常不祥事事案の記者会見は質疑応答を早々に打ち切り逃げるようにその場を立ち去るケースが多いように思うがこの日は2時間の予定を3時間半まで延長し会見者は一つひとつ丁寧に答えていたように思う。
それでも最後は無理やり打ち切らざるを得なかったがこれはやむを得ないだろう。
質疑のなかに副センター長の功名心の有無を問うものがあったがこれは愚問だ。
むしろマスメディア側に(スクープ合戦を通じて)露骨な功名心を垣間見、思わず苦笑してしまった。
「ユニットリーダーとの不適切な関係」報道についての質問もあったがこれも愚問だろう。
芸能人相手と間違えていたのではないか。(笑)