旭化成社長の退任が発表された。
子会社である旭化成建材の杜撰な杭打ち工事及び関連データ改ざん常習化の責任をとった形だが改めて旭化成と旭化成建材との関係を考えさせられた。
旭化成という化学品メーカーがここまで深く建設工事(の一部)に関わっていたとは思ってもみなかった。
企業が子会社を通じて様々な事業に進出していることは良く知られているのだが子会社のトップ交代以前に親会社のトップが辞任するというのもやや唐突な感じだ。
旭化成建材も既に数十年の社歴を持っているはずなのにまだ独立していないのだろうか・・・。
それはそうとして建設工事元受け企業である三井住友建設からはトップ辞任などという話は何も聞こえてこないがこちらはただ嵐が通り過ぎるのを待っているのだろうか。
販売事業者である三井不動産レジデンシャル(だったかな?)は居住者補償という大任を果たさなくてはならない。
補償金額規模は未だ概略も判明しないが4棟含めてということになれば相当のコストに上る。
トップ交代どころの騒ぎではないだろう。