日経平均株価がどうにも冴えない。
何と1年3ヶ月振りに1万6千円を割り込んでしまった。
このニュースに関連しさる政府高官は「政府は株価動向に右往左往せず・・・」と述べていた。
株価が上昇局面にあるときは嬉々として手柄話のように吹聴していただけにこの言い方には若干違和感を感じる。
株価は生き物であり相当の程度で上下するのは世の常である。
ゆえに何も株価に一喜一憂することはないと思うがむしろ上昇局面ではこれに浮かれることなく淡々と処し下降局面ではそのリスクを慎重に推し量り果敢に手を打っていくことが重要だ。
自分に都合のいい情報や数字はことさらに誇張し不都合な情報はサッと流してしまう・・・、国民からの信頼を重視する政治家は自らの言動をもう少し考えた方がいい。