中国株と並んで日本株の急落がひどい。
日経平均構成銘柄の4割が2013年4月の日銀異次元緩和前の水準に逆戻りしたと聞くと感覚的にはもうアベノミクス効果は吹っ飛んだという感じである。
先日日銀が発表したマイナス金利も一体何だったのかという気がしてならない。
やっぱり金融政策だけで景気回復やデフレ脱却は難しいのだろう。
アベノミクス第一ステージでいえば旧三本の矢の三番目、成長戦略の進展がほとんど見られなかった。
この成長戦略は第二ステージでは「GDP目標600兆円」に引き継がれたものと理解しているがこちらは着々と進んでいるのだろうか。
ウカウカしていると結局絵に描いただけに終わりかねない。
2020年という最終年度はともかくとしてその間のマイルストーンも必要だし産業分野ごとのブレークダウンも必要だ。
地方創成だって今のままでいいのかどうか、・・・いささか気になる。