USJが沖縄でのテーマパーク新設計画を撤回する見通しのようだ。
元々筆者がUSJ沖縄進出の報を聞いたとき政府の沖縄懐柔策の匂いを感じ取ったものだったがやはり無理があった。
USJもTDLもテーマパーク事業として快調そのもの、両社とも入園料を何年も値上げし続けられるのだからその実力たるや大したものだ。
そしてその一角を誘致できるのであれば沖縄地域経済としても「願ったり叶ったり」だったろうがそうはいかなかった。
以前このブログでも書いたが年間集客数1000万人規模のテーマパークはそれなりの後背人口を必要とする。
いくらインバウンドを見込むといっても狭い日本国内にユニバーサル・スタジオ2つは採算性から言って難があるのではないか。
USJとして政府に「ノー」というのは勇気が要るかもしれないが背に腹は代えられない。
損を出しても政府は補てんしてくれるわけではないからねぇ・・・。(笑)
それに政府関係者もさすがに大型テーマパーク事業の要諦をご存知なかった、かな?