民主党・維新の党がようやく合流に向けて基本合意に達した。
合流となると党の名称や綱領などでいろいろ調整事項があって大変だが「ストップ・ザ・安保法制」を果たすために背に腹は代えられないということだろう。
これには共産党の一部選挙区での立候補者擁立断念方針も大きく後押ししたように思う。
確かに今の小選挙区制度の下で自民党に対抗できる勢力づくりは至難なのだが今回の合流合意は(二大政党制に向けて)大きな前進である。
自民党は例によって「野合批判」だが何、安保反対という一点だけでもまとまっておれば臆することはない。
自民党だって全構成員・全閣僚が原発政策やTPP問題で党内一枚板というわけではないだろう。
筆者は政策の是非は別にして独裁政権には反対である。
独裁政権は結局暴走や腐敗、気の弛みにつながりやすい。
既にその兆候が出ていることを否定する有権者は一人としていないだろう。