グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

豊洲市場用地の汚染水再調査に思う

2017年01月31日 | 日記
豊洲新市場の汚染水調査結果が世間の耳目を集めている。
たしかに環境基準を大幅に上回る調査結果とあればいやが上にも関心は高まる。
ゆえにここにきて再度厳格な調査は必至なのだがただいつまでも移転問題を先送りするわけにはいかないだろう。
無論再調査は必要なのだが今後は結論を出すことを念頭に置いた調査の仕方が重要だろう。
何故突然とてつもない汚染データが検出されたのか、人体への有害度はいかほどなのか、水質汚染を市場のオペレーションから分断する手段があるのかないのか、等々調査結果の収集だけにとどまらず豊洲の移転可否判断につながる諸々の分析作業が欠かせないと思う。
風評被害を恐れるあまり豊洲移転を絶望視する向きもあるようだがもし移転プランを貫徹するのであればこれらの根強い不安を完全に払拭するだけの説得力あるデータ、論拠が求められる。
いずれにせよ残された時間は少ない。
市場関係者の徹底したコンセンサス作りを期待したい。