新大統領にかき回される米国国内と世界各国に思う

米国新大統領のツイッターや主要人事、大統領令に米国国内はおろか世界各国のリーダーが振り回されているようである。
しかし大統領本人は（選挙期間中から主張し続けたことをそのまま実行に移しているだけなのだから）全く恥じ入る気配もなければそれらを取り下げようなんて気はさらさらない。
果たしていつまでこんな状況な続くのか残念ながら見当もつかないがこれがＧゼロ時代なのかもしれない。
それはそうとしていち早く大統領との面会を果たした我が国の首相は即座に「（新大統領は）信頼するに足る人物」と持ちあげたものだから今その後遺症に悩まされているようだ。
「信頼するに足る人物（政治家）」と批評すれば一般には政策等にも賛同しているものとみなされうるのだがその大統領に「（日本は）何年も為替誘導している」と批判されるとなるとちょっとツラい。
無論政権サイドは為替操作などは否定するのだろうが大統領から見れば（アベノミクスの）あの異次元金融緩和は確信的行動と映るのかもしれない。
いくら否定しても話は平行線を辿る可能性大だ。
ところで首相は大統領からゴルフに誘われているとも言われているがこれは痛し痒しだろう。（笑）　
ゴルフに興じて「取り込まれた」と言われてもまずいし、かといって誘いを断って同盟関係にヒビが入るのはさらにまずい。
そういえば英国首相も会談を終えて帰国した後とんだ苦労が待っていた。
本当にお騒がせの新大統領である。