グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

掴みどころのない米大統領に思う

2017年02月11日 | 日記
選挙期間中さんざん暴言でならした米国新大統領が就任後は変幻自在のパフォーマンスで周囲を惑わせたりホッとさせたり・・・、本当に掴みどころがない。
中国の国家主席より先に台湾の総統と会談したと思っていたら今度は主席側に「1つの中国」に理解を示す書簡を送って彼らの怒りを静めた。
これは俗にいう「二枚舌」というものではないのか?
我が国に対しては首相に対し異例の好待遇で貿易摩擦も為替操作も安保タダ乗り論もどこかに置き忘れてしまったようである。
二度と持ち出すことはないだろうね?(笑)
これだけ見事に変身されると選挙期間中のあの言動は単なる演技だったのかという気がしないでもない。
イスラム国家7カ国からの入国停止措置だってその後の裁判合戦はシナリオ通りなのかもしれない。
メキシコ国境とのGreat Wall建設方針だってどうなるか分からない。
しかも閣僚の多くが議会でまだ未承認なのだから政権がスムーズに離陸したとは言えない。
これはさすがに想定外だろう。
掴みどころのない新大統領は任期を全うできるかどうか・・・、まさに「神のみぞ知る」というところだ。