今日の衆院予算員会で文科省の天下りあっせん問題が取り上げられ前文科省次官やキーパーソンとなった人事課OBや歴代の人事課長が参考人として出席した。
審議の中で各参考人は若干見解の相違はあるものの組織的あっせんが存在したことを認めた。
天下りのあっせん行為が次官から人事課までを巻き込み言わば組織的に行われ、しかも次官、人事課長数代に亘って長期間行われていた事実を前にすると唖然とするほかない。
政府は文科省以外の全省庁も厳正に調査するとしているが世間の信頼を取り戻すには相当の時間を要することになろう。
それにしても前次官が自らの行為を「万死に値する」と総括していたのが気になっている。
次官はそう言いながらも野党議員の「退職金の返納は考えないのか」の問いかけに「既に減給10分の1、2か月の処分を受けている」として退職金の返納については確答を避けた。
まるで「万死」より退職金の方が重いと言っているようなものだ。
あまり言葉を弄ぶものではないと言いたい、官僚に対しても、政治家に対しても。
審議の中で各参考人は若干見解の相違はあるものの組織的あっせんが存在したことを認めた。
天下りのあっせん行為が次官から人事課までを巻き込み言わば組織的に行われ、しかも次官、人事課長数代に亘って長期間行われていた事実を前にすると唖然とするほかない。
政府は文科省以外の全省庁も厳正に調査するとしているが世間の信頼を取り戻すには相当の時間を要することになろう。
それにしても前次官が自らの行為を「万死に値する」と総括していたのが気になっている。
次官はそう言いながらも野党議員の「退職金の返納は考えないのか」の問いかけに「既に減給10分の1、2か月の処分を受けている」として退職金の返納については確答を避けた。
まるで「万死」より退職金の方が重いと言っているようなものだ。
あまり言葉を弄ぶものではないと言いたい、官僚に対しても、政治家に対しても。