グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

香港政府の懐柔策は奏功するか

2019年08月16日 | 政治
収まらない反政府デモに苦慮する香港政府が全戸に電気代補助として2000香港ドル(約27000円)支給するという政策を発表した。
降ってわいたようなこの時期のこの政策は間違いなくどうにも収まらない反政府デモの収集を図る懐柔策なんだろう。
しかしもしこんな手段で矛を収めるようであればあまりに情けないと思う。
2047年までは「1国2制度」が認められている、のであればその範囲内で主張すべき点は主張したらいい。
ただデモ隊に紛れ込んだ中国側メディア記者に対するリンチはどう考えても行き過ぎだ。
さらに空港占拠については一定の節度が必要だろう。
国外のメディアを味方につけたい気持ちは分からないでもないが整然とした抗議活動で世論を味方にする方法はないものか。
いずれにせよ国境近くに待機しているとされる屈強な警察部隊が投入されるなんてことは避けられなければならない。