グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

セブンイレブン・フランチャイジーの反乱に思う

2019年08月30日 | 経済
コンビニ界の雄・セブンイレブンにある種の騒動が巻き起こっている。
人手不足を背景に深夜営業の見直しを求めるフランチャイジーが明確な方針の決定を渋る本部に対し今度は日曜日の休日化を準備しているようなのだ。
無論全店というわけではないが深夜営業の短縮に加え日曜日の休日化など本部にとってとても呑めない相談だろう。
しかしながら「働き方改革」は業種を問わず現政権の大きな政治目標だろうから安易に拒否するのもいささか憚られる。
果たして本部はどんな回答を準備しているのだろう。
そんな本部にもう一つ厄災が降りかかってきた。
キャシュレス決済システム「セブンペイ」のデータ漏洩トラブルとシステム運用の無期延期である。
キャシュレス決済は10月の消費増税に向けた言わば虎の子政策なのだが競争他社に対し完全に後れを取ってしまった。
ここにきてセブンイレブンは今までの覇気をなくしてしまったように見える。
果たして反転攻勢は何時になったらみられるのだろうか。