グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「自国ファースト時代」のG7に思う

2019年08月27日 | 国際政治
フランス・ビアリッツで開かれたG7がアッという間に閉幕した。
しかも共同声明もないという。
これでは残念ながら開催した意味がなかったということになるだろう。
やれやれ、である。
米国代表がトランプ大統領に代わったのが大きな転機になったが今回英国の代表もジョンソン首相に代わり協調路線は一段とトーンダウンした。
もしかしたらG7サミットはその使命を終えたのかもしれない。
ただこんな状況だからなおかつ主要国の代表者が知恵を絞り協議を続ける意義があるという意見もある。
であれば日本の首相の出番である。
近く退場することが見えているドイツの首相を除けばG7最古参メンバーになる。
声なき声を結集し「自国ファースト主義」に棹をさす動きを造ることが出来ればこれはとてつもないレガシーになると思うが如何だろうか。
その場合は自国の国益を超越した考え方なり哲学が必要になる。
もちろん自身の選挙基盤も、だ。
こんなことが出来ないかなぁ?