NHKの直近の世論調査によれば菅内閣の支持率は35%(不支持率は43%)を示しこれは発足後最低だという。
JNNの調査でもほぼ同様の傾向を示しているようだからこれはもう政権の先行きに黄信号が灯ったと言っていいのではないか。
今日の国会での野党とのやり取りでも首相は同じフレーズを繰り返すだけで真摯に対応しているとは言い難い。
どうして野党からの質問に対し(はぐらかすことなく)真正面に受けとめ自からの言葉で一つずつ説明しないのだろうか。
今日のような状況では何も説明できないと言っているのと同じではないか、と思うのだ。
現内閣参与のSNSでの「コロナ死亡者数はさざ波程度」発信についても首相はノーコメントを貫ぬいたが「適切さを欠く発言だった」くらいは言うべきだった。
何も言わないということは是認していると解されてもしょうがないのだが本当にそうなのだろうか。
それとも国民よりもお友達の方が大事だということだろうか。
こんな状況では支持率はこれからも下がり続けるのでは、とつい危惧してしまうのである。