ベラルーシの反体制運動家が民間機の強制着陸などという想像もつかなかった手段で当局に拘束された。
それも「当該民間機は(パレスチナの)ハマスによって爆弾が仕掛けられた」とか・・・、一体ハマスにそんな余裕があるのかねぇ、と思ってしまう。
爆弾が発見されなければそのまま航空機を開放させるかと思いきや反体制運動家だけを拘束したというからこれは紛れもない手段を選ばぬ(反体制運動家の)拘束劇である。
ふと一昔前に東京のホテルで起きた韓国・金大中氏拉致事件を思い出した。
それにしてもこのところロシアの反体制運動家薬殺未遂(と言っていいか微妙だが)やミャンマーのクーデター、香港での民主運動抑圧などなんともいやな出来事が続いている。
どうやら世界は専制主義対民主主義の戦いが進んでいるようだ。
しかもここにきて専制主義勢力が攻勢を強めているのである。
民主主義勢力の対抗措置である「経済制裁」はいかほどの抗力を持つのだろうか、どこまで強めれば抑止力を発揮するのだろうか?、・・・悩ましい問題である。