春雨や雷太…『狸の札』
三笑亭可龍…『ぞろぞろ』
雷門花助…『胡椒の悔み』
《お仲入り》
雷門花助…『初天神』
三笑亭可龍…『宗論/奴さん・姐さん(踊り)』
可龍さんと花助さんのふたり会。「東京かわら版」では欄外での情報でしたが、なかなかの入りです。
入口では可龍さんと花助さん、それと前座修業中の鏡味初音さんがにこやかに出迎えてくれました。
開口一番は雷太さん。演芸大会のマクラから「狸の札」ですが、本当に落ち着きが出て来ました。
マクラも「狸札」も先日の夏丸さんとの勉強会で拝見したものの、何度聴いても楽しいと感じる一席でした。
可龍さんはいつものように“芸協らくごまつり”の宣伝から。
先日の広小路亭の時にも書き、老婆心ながら桂平治師匠の掲示板にも書いてしまいましたが、とにかく芸協の芸人さんはもっと高座でこのイベントのアピールをするべきです。
可龍さんは『可龍のそば』という企画を花助さんとやるそうですが、私も是非一杯いただきに伺いたいと思っています。
今日の高座は夢楽師の形見という「夢」の紋が入った着物を着ていましたが、いずれは「三笑亭」を背負うであろう可龍さんの心意気を見た思いです。
花助さんの一席目は珍しい「胡椒の悔み」という、聴きようによっては後味の悪さが残る噺を、そこは若い感性で明るくサラリと演じていました。
笑い方で「はひふへほ」(ははは
、ひひひ
、ふふふ
、へへへ
、ほほほ
)の使い分けが絶妙でした
休憩後の花助さんの二席目。
11月1日から7日まで、芸協の何人かの芸人さんがインドへ行って演芸を披露するそうで、そのメンバーに選ばれたという花助さん。
海外は初めてで、その海外どころか本州から出たくない、いや自分の家のフトンからも出たくないという、痩せているのに“出不精”だそうです
一昨日の小蝠さんもかけた「初天神」ですが、その様子から小蝠さんは“職人風”の親父
で、花助さんは“商人風”の親父
???
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トリは可龍さん。マクラを振らずにいきなり「宗論」です。
月曜の広小路亭でも聴きましたが、親父と息子の激論が白熱!
可龍さんは『賛美歌第132番・いつくしみ深き』を聞かせたかと思えば、噺の後には踊りまで披露する大サービス
おそらく高座で踊るのは初めてだと思いますが、花助さんから借りたという赤いステテコを見せて「奴さん・姐さん」。
曲はテープながら合間には花助さんの合いの声も入り、桜川ピン助師の流れを汲む(らしい)踊りを見せてくれました
お子さんから年配の方まで入った場内は、皆満足そうな顔で帰途についたのが印象的な楽しい会でした
三笑亭可龍…『ぞろぞろ』
雷門花助…『胡椒の悔み』
《お仲入り》
雷門花助…『初天神』
三笑亭可龍…『宗論/奴さん・姐さん(踊り)』
可龍さんと花助さんのふたり会。「東京かわら版」では欄外での情報でしたが、なかなかの入りです。
入口では可龍さんと花助さん、それと前座修業中の鏡味初音さんがにこやかに出迎えてくれました。
開口一番は雷太さん。演芸大会のマクラから「狸の札」ですが、本当に落ち着きが出て来ました。
マクラも「狸札」も先日の夏丸さんとの勉強会で拝見したものの、何度聴いても楽しいと感じる一席でした。
可龍さんはいつものように“芸協らくごまつり”の宣伝から。
先日の広小路亭の時にも書き、老婆心ながら桂平治師匠の掲示板にも書いてしまいましたが、とにかく芸協の芸人さんはもっと高座でこのイベントのアピールをするべきです。
可龍さんは『可龍のそば』という企画を花助さんとやるそうですが、私も是非一杯いただきに伺いたいと思っています。
今日の高座は夢楽師の形見という「夢」の紋が入った着物を着ていましたが、いずれは「三笑亭」を背負うであろう可龍さんの心意気を見た思いです。
花助さんの一席目は珍しい「胡椒の悔み」という、聴きようによっては後味の悪さが残る噺を、そこは若い感性で明るくサラリと演じていました。
笑い方で「はひふへほ」(ははは
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休憩後の花助さんの二席目。
11月1日から7日まで、芸協の何人かの芸人さんがインドへ行って演芸を披露するそうで、そのメンバーに選ばれたという花助さん。
海外は初めてで、その海外どころか本州から出たくない、いや自分の家のフトンからも出たくないという、痩せているのに“出不精”だそうです
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一昨日の小蝠さんもかけた「初天神」ですが、その様子から小蝠さんは“職人風”の親父
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トリは可龍さん。マクラを振らずにいきなり「宗論」です。
月曜の広小路亭でも聴きましたが、親父と息子の激論が白熱!
可龍さんは『賛美歌第132番・いつくしみ深き』を聞かせたかと思えば、噺の後には踊りまで披露する大サービス
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おそらく高座で踊るのは初めてだと思いますが、花助さんから借りたという赤いステテコを見せて「奴さん・姐さん」。
曲はテープながら合間には花助さんの合いの声も入り、桜川ピン助師の流れを汲む(らしい)踊りを見せてくれました
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お子さんから年配の方まで入った場内は、皆満足そうな顔で帰途についたのが印象的な楽しい会でした
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