後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔414〕第2回福田緑写真展「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーを歩く」のチラシ完成、写真集5冊目も出版します。

2021年10月28日 | 美術館・博物館鑑賞
 コロナ禍でやきもきしていた第2回福田緑写真展「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーを歩く」がなんとか開催に漕ぎ着けそうです。

●2022年1月19日(水)~24日(月)
●東京都国分寺市 司画廊(JR国分寺駅北口徒歩3分)

 連れ合いの福田緑作成のチラシが綺麗に刷り上がってきました。今回のチラシで画期的なのは、「日独交流160周年」のロゴが入ったことです。もちろんドイツ大使館公認です。
  このチラシ、ご連絡いただければお送りします。





 さて、もう1つお知らせがあります。それは、夫婦2人の共著として『中世ドイツ彫刻を歩く-リーメンシュナイダーからシュトース』(仮)が丸善プラネットから来年6月に出版されます。緑としては5冊目の写真集も兼ねています。
 2人の共著としては、『男の家庭科先生』(1989年、冬樹社)、『ヨーロッパ2人旅、22日間』(2000年、私家版)以来のことになります。
 いずれ詳しくお知らせしますが、次のような特徴があります。

①今まで掲載許可が下りなかったゲルマン国立博物館(ニュルンベルク)、バンベルクのドーム教会の作品などが掲載されます。もちろん本邦初です。そのほかの作品もおそらく日本の書籍には紹介されていないものばかりです。ご期待ください。
②ティルマン・リーメンシュナイダーを初めとしてファイト・シュトースなど中世ドイツの彫刻家を10人以上紹介しています。この作家列伝は日本語文献ではほぼ掲載されていません。美術史家ではない2人ですが、ほとんどを現地で収集し、ネットでも購入した新しい作家ごとのドイツ語図録を緑が読み解き、ドイツ人の先生の力も借りながら緑が書き上げました。
③中世ドイツの彫刻を拝観できる美術館・博物館・教会などを可能な限り丁寧に紹介しました。『地球の歩き方』には掲載されていないものが多数あり美術散策の手助けになると自負しています。

  目次など本の詳細については出版前後にあらためてお知らせします。しばらくお待ちください。