京都は、今朝から何度目かの木枯らしが吹き、今年の紅葉のシーズンが完全に終わった。
今年の京都は、順調に寒さが襲ってきて、そして暖かさが戻ることもなく、良い紅葉狩りとなった。
観光客や地元の人達の眼を楽しませた真っ赤な葉が色あせる頃、こうして木枯らしが吹いて、名残惜しさを吹き払うように
葉っぱを地上に引きずり降ろす。歩道と車道の境目も分らない道を、ジョギングする人たちの様相も真冬仕様になった。
元気な子供達でさえ半ズボンの上はジャンパーになる。
このような季節の移ろいが、京都で感じる事の幸せを感じつつ・・・・。また、猪の出現を恐れつつ・・・・・。
東山高校を疾走するイノシシの雄姿。
素人写真ばかりだが、今年の京都の「紅葉便り」をまとめた。(一部昨年も交じっております)
まずは、妙覚寺。法華宗のお寺で、本能寺の変の時に、息子信忠が宿泊していたお寺だ。友人からの提供。
国立国会図書館中庭。京都府の南部学研都市にある図書館。
善法律寺。足利氏の所縁の寺。八幡市の石清水八幡のすぐそばにある。丸窓からの景色が自慢のワンショット。
豊国神社。言うまでもなく秀吉が神様になっている。国立博物館のそばにある。
国宝の唐門も有名。
真如堂。正式名 真正極楽寺、永観堂と並び東山の紅葉のメッカ。
正寿院。今年「お茶の博覧会」で一躍有名になった南山城のお寺。ハートの窓は、猪子窓という。
東山 妙法院。天台宗の門跡寺。普段は拝観していないが、巨大な庫裏が国宝。
幕末の七卿落ちは、ここから長州に落ちて行った事で、今年大政奉還150周年で話題になった。
七卿落ちは、1863年。
浄土宗総本山 知恩院のライトアップ。
太秦 広隆寺の紅葉。
広隆寺は聖徳太子ゆかりのお寺だ。市内最古のお寺。秋の御火焚き祭と共に見た。
青蓮院のライトアップ。このように真っ赤になる前も良い。
来年も楽しみだ。京都はやっぱり素晴らしい。
おまけ。左京区 本法寺の飾り付け。等伯が息子久蔵の死を悼み、書いた「釈迦涅槃図」がある。
素晴らしいお寺だ。