アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

228アチャコの京都日誌 再びの京都 矢田寺  セクハラ被害者発見

2017-12-13 12:11:10 | 日記

矢田寺に行って来た。奈良の矢田寺の別院だ。

人間の苦を引き受けてくれる「代受苦地蔵」で有名。

寺町通の三条の角にある。商店街の中で雨に濡れずにお参り出来る。

まさに、町堂の趣だ。山門もなく通りからでも拝める。通りがかりの人たちが、そっと手を合わせて通り過ぎる。

ロスタイム無しである。「わざわざ感」がない。時間と手間のかからない?良いお寺だ。


年末の京都は、大根炊き、カボチャ供養、こんにゃく炊きなど、暖かい炊き出し供養が、目白押しだ。

カボチャは、関西では、なんきんと言う。

冬至には、このように「ん」の二つ付く食材を7つ食べる。

なんきん 南京

きんとん 

きんかん 

れんこん 蓮根

ぎんなん 銀杏

かんてん 寒天

そして、うんどん。(うどん)

まさに「運」をつかむのだ。

六波羅珍皇寺の迎え鐘に対して、矢田寺の送り鐘として有名。

狭い境内に、もう一人一生懸命写真を撮っているご婦人がいた。

会社の社内報に使うのだと、代受苦地蔵を撮影している。

人のあらゆる苦労を引き受けてくれるありがたいお地蔵さんだ。

会社の苦労を受け止めてもらいたいのか?聞いて見た。

「そうです。労務管理が無茶苦茶な会社なので・・・・。セクハラ・パワハラも茶飯事です。」

「大変そうですね。あなたも被害者なんですか?」

「そうです。長年上司のセクハラに苦しんでいます。肉体関係を強要され、自分のマンションから通えと言われました。」

「・・・・・・。」

「妊娠が発覚したら、結婚を迫られ、今 会社を休んでます。ええ、産休ですね。」

「それって、幸せ?」

「でも、家賃の半分を出すように言われて、今までの事を会社にぶちまけてやりました。」

「・・・・・・・。」

「嫌々付き合った事、無理やり犯された事、無理やり同居さされた事、無理やり妊娠さされた事、無理やり家賃払わされた事。」

「・・・・・・・。」

「ずっと嫌だったんです・・・。」

「さようなら・・・・。」早々に走って逃げる事にした。

本日報道の、ある市長のセクハラ事件。案外こんな経緯じゃないの????

「セクハラ市長」の画像検索結果

妄想が止まりません。

 

 

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227 アチャコの京都日誌 再びの京都 早朝の西本願寺  

2017-12-13 07:36:51 | 日記

西本願寺に久しぶりに行って来た。

本願寺は、毎朝6時からのお勤めを、一般にも公開している。門徒以外でも気楽に参加できる。

その後、尊い住職の説話を聞き、続いて「おかみそり」(帰敬式)が行われる。俗にいう出家の式だ。

冷え込んだ朝の空気に、読経が耳に響く。

金堂の中。阿弥陀如来がまつられる。お勤めは「御影堂」で行われる。

有名な、「火事除けの柳」市の天然記念物。

目的はここ。

 

毎月、親鸞聖人の命日には「報恩講」と言うお勤めが行われる。

21日は、弘法の日。25日は、天神さんの日。そして、16日は報恩講だ。

それが京都検定に出題された。しかしそんな単純ではない。「来年1月9日から16日まで行われる西本願寺の行事は?」

その答えを見に行った。

親鸞聖人のご命日である弘長2年11月28日(旧暦)が、現在の暦では1263年1月16日であるとの事だ。

「御正忌報恩講法要」これが正解だった。単に「報恩講」と書いた私の答えは、不正解か?

本願寺の解説には、

『報恩講は宗祖親鸞聖人のご恩をしのび、そのご苦労を通じて、

阿弥陀如来のお救いをあらためて心に深く味わわせていただく法要です。』

ありがたい、ありがたい。南無阿弥陀仏(なもあみだんぶー)

おおー寒い。

 

 

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