⑧白鳳の暴挙
ここで偉大なトップセールスの白鳳の事に触れざるを得ない。
彼の営業上の業績には文句のつけようがない。販売総額、販売トップ連続記録、販売成約率など、
以前の偉大な国民的日本人トップセールスの記録を尽く塗りかえた。有名な大豊は、端正な顔立ちもあって、
「巨人・大豊・卵焼き」と子供の好きなものの定番だった。八千代の富士は、ウルフと呼ばれた。
訪問から成約までの速さが絶賛された。
大豊 これも社内の相撲大会の写真
八千代の富士 社長候補だった
「営業力の限界・・・。(涙)」と言って引退したのが有名だった。
大昔には、双葉海山という大トップがいた。営業の神様。「後の先」という極意を持っていて、
お客に先にしゃべらすが、最後は自分のセールストークで押し切るのだ。今のセールスマンは、
自分がしゃべりまくるばかりで、お客にしゃべらさない。
しかも、今の白鳳は、先手必勝とばかりお客の前で、開口一番「スモン石鹸を買わないと損するぞ・・。」
と脅してくるらしい。実際、最近コールセンターには苦情が多い。しかし会社は、大記録がかかっている白鳳、
そして何より、会社の売り上げの大半を稼ぐモンゴル営業マンには文句が言えない。
さらに白鳳が商品の品質にクレームを自らつけても、やはり注意出来ないのだった。
しかも最近、白鳳は引退後、社長の座を狙っているという噂が、流れる。ここで大問題が明らかになる。
スモン石鹸は社員は、外国人でも出来るが、役員以上は、日本国籍が必要なのだ。
その事に堂々と、クレームをつけて来たのが白鳳だった。
高根の花は、それが気に入らない。
遂に、直接対決の日が近づく。
続く