アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

238 アチャコの京都日誌 スモン石鹸株式会社の大騒動  ④中間報告

2017-12-25 08:23:32 | 日記

 

遂にマスコミが、連日スモン石鹸問題を取り上げた。何も出来ない経営陣への批判。

強引な販売を続けるトップセールスマン白鳳への批判。

それを改革しようとしている高嶺の花専務への賛美。こんな図式だ。

しかし、なにも発言しない高根の花専務にも、疑問の声が出始める。スモン石鹸の先輩役員が、

高嶺の花専務の自宅に説明を求める為に訪問を繰り返す。その様子をテレビが報道する。

同情がその先輩役員に集まる。しかし、高嶺の花専務は、報道陣の前を無言で行きかうのみだ。

取締役会の冒頭の様子が、テレビに映る。高根の花専務が、社長の目の前で踏ん反り返っていた。

真っ当な人間がする事ではない。しゃべらない事にも限度がある。という声。

「警察に届けたので、私は申訳ないが会社への説明は、警察の調べの後にしていただけませんか。」これだけの事がなぜ言えない。

マスコミにも、説明すれば済むことだ。真っ当な人間の所業ではないと、マスコミも批判するのだが、一部の民主派の評論家は、

改革の為にはこのくらいの覚悟が必要だと弁護している。そのような時、

遂に会社側の実態調査の報告が発表された。驚くべき事実が判明したのだ。

続く

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237 アチャコの京都日誌 スモン石鹸株式会社 騒動  ③高根の花と白鵬の確執

2017-12-25 08:15:28 | 日記

国産のこの会社も、今はモンゴルのセールスマンで成り立っている。やや乱暴な販売手法は時に問題視されたが、実績はダントツにモンゴル勢が抜き出ている。

最近の4代くらいは、トップセールスの称号はモンゴル勢で占めている。先日やっと日本人のトップセールスが出たが、

販売努力が行き過ぎて、大きなトラブルを抱えてしまった。日本人経営者と株主の期待を一身に背負い無理したのだ。気の毒に、

営業現場にも出れなくなっている。現在トップを長く維持しているモンゴルの中心人物は、白鳳という男だ。若いころは正統派だったが、最近は営業力の衰えを隠すように、強引な販売が目立っている。

先日も、あろうことか販売商品である石鹸の品質にクレームを付けた。

商品への意見は、各部署の長が行うと決まっている。白鳳に意見があるのならばその上司が意見具申を行うのが筋だ。

それをトップセールスとは言え、一営業マンがクレームを言った。前代未聞の大事件だ。

しかし、実績に遠く及ばない四角社長は、白鳳に物が言えなかった。遂に、スモン石鹸は、秩序の無い無政府状態になってしまった。

そして決定的な事が判明した。白鳳が、高根の花専務の下では、営業出来ないと言い出したのだ。

続く

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