退職したので、家での居場所もなく、遂にOB会に入会することにした。
写真及び人物は本文とは無関係です。YAHOOより引用
会社のOB達の趣味の会だが、他の会社はどうしているのだろうか。
IT系の今時の会社は、まだまだ無用なのだろうし、そもそも終身雇用が崩壊した昨今、
会社辞めてまで、会社の人と付き合うのは御免だという声も多い。昔の上司にいつまでも偉そうに言われるのはまっぴらだと言う。
会社以外にも仲間は多いので入らないと、言う人もいる。
加えて、合併を繰り返した会社では、旧会社でそれぞれOB会が存在することもある。
ある銀行の友人に聞いたら、有名な3行統合のメガバンクなどは、しっかり3つのOB会があるらしい。
融和したと言っても、退職すれば出身旧会社同士で集まるのだ。
退職したら突然、タマタマ入社した時の旧会社のOB会に入るのには抵抗感がある若手が増えて来る。
OB会には、健保組合や団体保険の関係で都合の良いこともある。
やはり大勢のOBが入会する方が、財政的にも健全に運営できる事だし、長く務めた会社の思い出話もたまには良い。
病気になれば、良い医者、良い薬、など健康維持方法も先輩は詳しい。実はこれが本音?
安否確認の意味もある??生存の確認だ。
時代に合ったOB交流の在り方を検討する時期に来ている。
会社の仲間も会社以外の仲間も大事にしつつ、余生を送るのが良い。
家から会場まで出かけられる体力を維持する事も重要かも?家にじっと居ても嫌われるし(涙)
さて、17番は、ご存知三十三間堂(蓮華王院)
何度も行っているので、出来れば入場料払わず御朱印だけもらいたいが?
御承知の通り、34本の柱で33間の長い本堂が、国宝。
後白河法皇の、法住寺殿を中心に、盟友であり政敵の清盛が建立した。蓮華王とは、千手観音の別称。
33か所巡り 33間堂 そして 観音は33の姿に変化し衆生を救う。
本堂中には、1001体の千手観音を安置している。湛慶が生涯をかけて作成したというが、現在のほとんどの像は、
鎌倉時代以降の再作成だ。それらは作成者の名前が記されているが、慶派以外に円派、院派など京都仏師が結集している。
平成の現在も定期的に補修されている。
夜泣泉 現在は飲めないが今なお湧き出る井戸
後白河上皇の院の政庁跡を示す石碑
遊歩道が整備されて、車いすでも無理なく巡ることが出来る。
1月15日近辺の日曜日、通し矢は、ここで行われる。
近隣の大学の弓道部が競う。女性の袴姿で的を狙う姿は圧巻だ。
左に柳の木が多く見えるが、聖樹である柳を、観音様に願いを込めた聖水(宝水)に浸し民衆の頭に頂く。
長く頭痛に悩む、後白河法皇がこの秘法で完治したと言われる。
1000年以上の歴史を越える重要な儀式。「楊枝のお加持」 通し矢と同じ日に行われる。
近くには、豊国神社、方広寺など、秀吉ゆかりの地域でもある。ここ33間堂にもその名残がある。
築地塀(太閤塀)がそれだ。
すぐ隣の、養源院で血天井を見て、法住寺で身代わり不動を拝み。そして、泉涌寺に向かう。
見どころの多い、京都重要地域だ。飽きない地域。