さて、皆さんは冬場に暖機運転、するだろうか?
私はしていない。
少なくとも、2005年の頃から、やっていない。
まずは、こちらの動画がやらなくてもいい理由をわかり易く解説してくれている。
【衝撃の事実】車の暖機をしてはいけない?メーカーがアイドリングを推奨しない理由とは。
さて、最近AT車全盛の日本、私自身は暖機せずに走りだして、何の問題も起きていない。
(Keiワークスは、15年乗っているからねw)
エンジン始動後15秒程度は、エンジンオイルを一通り回す為動かさないが、その後は「低負荷走行」を続け、水温ランプが消えるまでは、その状態で走る。
(と言うか、「低負荷走行」の副産物として、燃費が良くなる事もわかっているからw)
でも、暖機運転をしない大きな理由、と言うのがもう一つある。
それは、エンジンだけが温まっても駆動系は冷え切っている、という事。
最近は殆どがFF車だから、エンジンとディファレンシャルギアまで一緒になっている。
エンジンが温まれば駆動系もそれなりに温まる。
だけど、走らなければ駆動系は動かないから、オイルは回らない。
そして、低温だとオイルの粘度が高くなり、浸透性が悪い。
エンジンだけが温まったから、「よし! 前の自転車が邪魔だから、一気に加速して追い越そう!」なんてやってしまうと、冷え切っているディファレンシャルギアまで一気に高負荷で回す事になるから、オイルが回りきらない状態で高い負荷を掛ける事になる。
これを繰り返していると、車が傷むのは確実(><)
これが、暖機無しで「低負荷運転」で走り出し、水温ランプが消えるまで丁寧に走る であれば、
→ 駆動系もそれなりに温まっているから、高負荷を掛けても大丈夫なレベルまで温まっている、って事。
それに、AT車では全然わからないけど、MT車では駆動系の冷えが如実にわかる。
走り出してからのシフトアップは普通にできるけど、ギアの入りが硬く感じる。
更には、シフトダウンに明確に違いが現われて、特に3→2に落とそうとしても、ギアが入らない。
稀に上手く入る事も有るけど、ダメな時が殆ど。
しょうがないからダブルクラッチを使って、回転を合わせ直してギアを入れている。
MT車のKeiワークスで冬場の走り出しでは、「冷えてるぅ・・・」と、はっきりわかるよ。
こんな時はつくづく「AT車はマジで『子供でも運転できる車』だなぁ・・・」と実感するわな(^^;)
という事で、私は暖機運転をしていません。
暖機運転しなくても、走り方次第で車は長持ちしますよw