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碓氷峠の廃線ウォーク、その6(碓氷湖-めがね橋)

2008-05-07 23:21:46 | 廃線

「碓氷峠廃線ウォーク」にお付き合い頂き、ありがとうございました。
今回が最終回です。

さて、それでは碓氷湖を後にし、目的地のめがね橋に向かいます。

 

第二トンネルを抜けたアプトの道は、碓氷湖に降りる道を左に眺め、急勾配を登っていきます。

中央上方に登っていく道がアプトの道です。

 

 

 

少し登って振り返ると・・・・。

 

 

 

峠の湯からめがね橋まで、ほぼ似たような勾配のはずなのですけど、ここが一番急勾配に感じました。

ちなみに、「鉄道廃線跡を歩く」で紹介された当時、この部分は雑草が生い茂った獣道のようで、ここから第三トンネルまで、私達は歩いていません。

 

やがて、アプトの道は緩やかな右カーブに。

その途中に休憩所が有ります。

 

 

 

逆方向からの写真。

後方左側に見えるガードレールが国道18号線です。

 

 

 

その18号線は再び陸橋でアプトの道を越えます。

 

 

 

これからは3つのトンネルが連続します。

以前歩いた事のある第三トンネル。

 

 

 

次の第四トンネル。

 

 

 

この二つのトンネルは短かくて反対側が見えます。

整備される前でも照明無しでなんとか歩けました。

 

第五トンネル。

 

 

 

ここはかなり長いトンネルで左にカーブしています。

整備前に訪れた時は、懐中電灯は持っていたのですが、天井から落ちたレンガが転がっていたので、安全を考えて入りませんでした。

 

第五トンネルの中の照明はオレンジ色。

これまた逆方向からの撮影ですが、こんな感じです。

 

 

 

ここを抜けると、めがね橋の上です。

 

第五トンネル出口。

 

 

 

反対側のめがね橋の上。

他にも観光客がいますね。

峠の湯~めがね橋 間は歩いている人達に数回出会っています。

横川~峠の湯は、歩く人は少ないのでしょうね。

皆さん会うと「こんにちわ~」と挨拶を交わしてくれましたw

見ず知らずの人達と言葉を交わすのも、ウォークの楽しさの一つかもw

 

 

 

右側には廃線になった新線(峠の湯から別れていった複線)の橋梁が見えます。

桜もまだ残っていますね。

 

 

 

で、ちょっと下を覗き込むと、下は先程頭上を越えていった国道18号。

めがね橋ってこんなに高い。

国道も登っているのですけど、それ以上の急勾配でアプトの道はここまで来ているわけですね。

 

 

 

ここから先の第六トンネル。

遊歩道として整備される計画は有るらしいのですが、まだ立ち入り禁止です。

 

 

 

下から見上げるめがね橋。

橋の上に人が見えるのがわかりますか?

橋の大きさがわかると思います。  

                          ↓人です

 

 

めがね橋の地図は、お手数でも過去ログをご覧ください。

 

以上で今回の「アプトの道廃線ウォーク」は終わりです。

 

 

「鉄道廃線跡を歩く」はこの先の長い第六トンネルをくぐり、更に比較的短い第七~第十のトンネルを経て、中間駅のあった熊野平まで紹介されています。

その間には小さな第四・第五アーチがあり、めがね橋と違った形状の第六アーチも有ります。こちらも過去ログで紹介しています。

 

今回はアプトの道を歩く事がメインだったので、第六アーチまでは足を延ばしませんでしたが、数年前の新緑の次期に訪れた際には周囲に緑が生い茂り、国道から見える状態ではありませんでした。

 

歳月の流れを感じさせる出来事ですw


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
LUXEL [2008年5月8日 0:37]
こんばんは。
めがね橋の構造は、煉瓦で作られていて、煉瓦構造の橋は今では貴重な文化財となっていると思いますね。
煉瓦造の橋が時代の流れを感じさせます。
道路がある界隈は、EP82-SW20さんご自身が10年以上前に訪れた事があったそうで、風景は変わっていましたか?
場所は違いますが、私も廃線ウォークやってみようかなと思っています。
今回の廃線ウォークの記事、楽しませてもらいました。
ご紹介して頂き、ありがとうございました。
ファシスト [2008年5月8日 22:52]
こんばんは。
逆方向から見ると、また違う雰囲気で見れて楽しいですね。
山を登ったりする時も、挨拶を交わしてくれますよね、こういうの好きです。
めがね橋って大っきい~
このメガネをかけると何でも見えそうですね♪
kuru [2008年5月9日 2:44]
こんばんは。
トンネルがとっても怖いですね(笑)
遊歩道と整備されているにも関わらず天井からレンガが落ちていたとか(-_-;)
今回の写真で一番惹かれたのと、一番良いなぁ~って思ったのはめがね橋ですね。
あんな大きなものをどうやって作ったんでしょうね?
そして結構登られたみたいでご苦労様でした。
おぺ [2008年5月9日 22:32]
こんばんは、おぺです。
3連のトンネルは、入口の威容のあるたたずまいと、内壁のレンガの味わいが印象的です。
めがね橋はこうやってみるとかなり高くて大きいんですね。美しいです。
新しい建造物では出せない"味"がありますね~。
けいづか木の子 [2008年5月9日 22:55]
こんばんは~。
廃線の橋梁の新緑がいいですね~。紅葉も素晴らしいでしょうね。
アプトの旅は石垣、レンガのトンネル、レール・・・歴史を感じます。昔のセンス、技術ってなんか重みがあるように思えます。

碓氷峠・・霧積、人間の証明、

いつか行ってみたいですねぇ。




EP82-SW20 [2008年5月10日 21:13]

>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

風景は、アプトの道が整備された以外、変わった点はそれ程無いと思います。
しいて言えば、10年分の草木の成長ですね。
それと、鉄道文化村・峠の湯・くつろぎの里は、碓氷線廃線後にできた施設ですから、変わったといえば変わっていますね。
あの郵便局もほぼ同時期にできたものと思われますよ。
でも、変わらない自然は、なんとも嬉しいものです。
森林浴にもってこいの場所ですよ、アプトの道は。


>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

逆方向から見ると、また違った風景が見られて新鮮でしたよ。
上信道が横川-丸山変電所の間を横切っているのですけど、逆方向なら上信道と丸山変電所が何とかカメラに納められそうでしたよ。

EP82-SW20 [2008年5月10日 21:14]

>kuruさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

いえ、整備後に転がっているレンガは無いです。
天井からはがれた跡が残っている所がありましたけどね(笑)
めがね橋は国道を走ってくると、丁度正面に忽然と現れるのですよ。
地図にも載っていない橋なので、初めてここに来る人の殆どが「この橋は一体何!?」と驚くと思いますよ。
国道から橋までも歩道がきちんと整備されているので楽に上れますよ。
10年前は生えている木につかまりながら急斜面を登りました(苦笑)
ちなみに作り方ですが、大きな木枠をまず組んで足場を作り、下からレンガを積み重ねて行ったような工法らしいです。

EP82-SW20 [2008年5月10日 21:22]

>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

新緑に赤いレンガのコントラストが美しいですよw
是非現地で生のめがね橋をご覧になってください。
大きさも実感できますよw


>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

そちらからだと中之条・秋間梅林方面を経由していけば近いかもしれませんね。
アーチ形状はレンガで作る橋の場合、理想的な形らしいですけど、これを100年前に積み上げたわけですから、凄い技術だと思いますよw
霧積温泉の霧積館にはやはり10年前に一度泊まった事があります。
大きな水車が有りますよ。
人間の証明、懐かしいですねぇw

犀川時計 [2008年5月11日 19:47]
こんばんは。
廃線ウォークシリーズを楽しませていただきました。
廃線跡は、行ったことが無いのでいつかは行きたいです。
ブログを拝見しながら、昔に(ほぼ徹夜に近い状態で)碓氷峠(信越本線)に乗った記憶がよみがえってきました。強引に行っておいて良かった(笑)
楽しい記事ありがとうございました。
EP82-SW20 [2008年5月11日 22:42]

>犀川時計さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

実は同行した友人のSさんは、一度も列車で碓氷を越えた事が無く、それがかなり残念な出来事だったらしいです。
今回は碓氷は越えられませんでしたが、高崎から横川まで信越線での旅をしましたよ。
横川で車の私と合流しましたw
GXE10 [2011年11月26日 22:52]
好天に恵まれた本日、初冬の景色を愛でながら歩いて参りましたが、「66.7」の意味さえ判らない輩に遭遇したのは、誠に残念な出来事で御座いました。

http://en.wikipedia.org/wiki/Permille
EP82-SW20 [2011年11月30日 21:24]

>GXE10さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

おお、歩かれたのですかw
66.7の意味をわからない人がいても、止むを得ないかも…(^^;)
何も知らずにあの場所に行ったら、単なる「遊歩道」としか思わない人もいるかもしれませんし…(^^;)。
でも、歩いたことがきっかけで興味を持ってもらえれば、良いかもしれませんw

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