以前取り上げた、入国管理でのスリランカ人死亡事件。
推移を見ていたところ、遺族が「入管局長を殺人容疑で刑事告訴」したらしい。
【独自】入管局長を殺人容疑で刑事告訴へ スリランカ人女性死亡で
この遺族の代理人の弁護士という人が、遺族の支援者の一人と思われます。 → 過去ログにもわかる形で登場してますね。
私は「この弁護士、かなりダーク」と疑ってます。
何故なら、この手のケースの場合、一般的には「業務上過失致死」です。
このHPがわかり易いと思います。 → 殺人と過失致死の大きな違い
「故意性が高い」と遺族が判断したのか? それとも「日本語のニュアンスを正しく理解できない外国人に、説明不十分のまま、過失致死でなく殺人と言う言葉を罪状に使わせた」のか?
私の見解は、後者です。
以前も記事でもアップしていますが、まずウィシュマさんは「本人は帰国する意志が有ったが帰国費用が無かったので、収監されてすぐに帰る事が出来なかった。」とされています。
ところが、どうでしょうね?
いざ彼女が亡くなったら、盛大な葬儀をやり、遺族の二人はかれこれ半年近く(日本に滞在しているのかその度に来日しているのかわかりませんが)日本に居るわけですよ。
遺族の二人は、この間、まともに仕事をしていないわけでしょ? 収入って有るのですかね?
その費用、誰が無償で支援しているの?
そんな大きなお金が集められるのなら、ウィシュマさんが健康であったが5ヶ月の間に、帰国してもらう事できたよね?
この部分が私が疑うポイントです。
ウィシュマさん一人が帰国する費用すら出せなかった支援者が、何故今それよりも何倍も高額なお金を出せる様になったのか。
おかしいですよね。
人はお金を使います。
それは、お金を使う事により、満足する見返りを期待するから、です。
食事をする為にお弁当を買う・洗濯が大変だから洗濯機を買う・精神的に落ち着きたいから気に入った音楽を買う・・・等。
この支援資金の提供者が、その大金に見合ったどんな見返りを求めているのか?
この弁護士も、弁護士で有る以上生活の為の収入元になるわけですから、応分の弁護費用が必要なわけです。
ウィシュマさんが費用面で帰国できなかった事実を考慮すると、遺族の二人がその費用を払っているとは、とても思えません。
この弁護士を雇っている雇用主が居るわけで、彼はそのスポンサーの意向で動いている、そう思えるのです。
ただ、一般にも一部しか公開されていない監視カメラの映像。
これについては、法治国家日本でこんな事をやって許されるのか? と疑わしい部分が見られます。
それらを含めて考えると(事実かはわかりませんよ。あくまで推測です。)、
1.入管での不法滞留外国人の扱いが余りにも酷く、その実情を暴露して当事者を法的に処罰し、改善を求めたい。
と言う考えを持つ個人(又は団体)がいた。(その事自体は良い事だと思います。)
2.数多い不法滞在者に「支援」と言う名目でアプローチし、入管の対応の酷さを情報として知る為に、国内残留を積極的に促した。(ここら辺から、やり方が悪い方向に変わって行っている気がします。)
3.その中の一人のウィシュマさんが、彼らにとって都合良く病死した。
4.彼女の死は入管の扱いの酷さを暴露するにはうってつけの素材だったので、彼女を悲劇のヒロインと祭り上げ、遺族を積極的に裏で支援している。(こうなってくると、善意を表に出した悪意ですね。必要悪と正当化するでしょうけど。)
5.そして、この個人(または団体)は、彼女の死を機会に立憲・共産・社民がこぞって反対し取り下げられた「入国管理法改正案」が通ってしまうと、自らにとって不利益を被る。
と言うのが、裏に有りそうな気がします。
経緯を見守りたいと思いますが、今回の一件は、
1.入管の非人道的対応を解明し、正しい処罰を行い、再発防止の為に入国管理法を改正する。
2.その為にウィシュマさんを人柱として利用した個人(又は団体)が有るとしたら、そちらも非人道的行為には違いないので、正しい処罰を行う。(善意を装った、偽善行為、ですよ。)
(5ヶ月も健康でいた彼女をそそのかしてハンストをさせ、病死に至らしめた可能性が高い)
この二つが求められると思います。
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