温暖化ガス削減目標 なんて騒いでいる各国。
確かに温暖化は大きな問題で、昨今の異常気象もそれが原因なのは明らかだと思う。
実例を挙げましょう。
40年ほど前の夏、それまで日本の最高気温は確かに40度を越えた事が有ったが、山形県でフェーン現象による一回のみ。
いわば、特殊 な状態。
当時の埼玉は「35度を越える事は滅多に無かった」、そんな話をよく聞く。
今は35度越が10年間ばかり続いていて、40度越もここ5年間ほぼ毎年起きている。
これって、明らかに温暖化の結果でしょ。
危機を感じているのは理解できるけど、目標値があまりにも非現実的 だとパリ協定の頃から感じていました。
(トランプはどうも身勝手過ぎて好きになれないけど、この目標が「非現実的」と判断して脱退したのかもしれない)
日本の場合、26%の削減目標 とある。
単純に言えば、 経済活動を26%停止せよ という事になるわけ。
更に EU、2030年温室効果ガス排出削減目標を厳格化へ なんて目標を厳しくしたみたいです。
抜粋「EUは向こう10年の二酸化炭素(CO2)排出削減目標を1990年比50ー55%に強化することを検討中で、レンジの上限が新たな目標となる。現在の拘束力のある同40%削減目標からの厳格化により・・・」
さて、今回のコロナ騒ぎで 経済活動が自粛による停滞 をしましたね。
私は密かに期待していたのですよ。
日本の場合でも 7~8割外出削減せよ というお達しが出たわけで、経済活動は40%くらい停滞したと思えました。
コロナ自粛のお陰で、世界的に温室効果ガスの削減が期待できるのでは? って。
そうすれば、今後の温室効果ガスの削減方向が見えてくるのではないか と。
結果は惨敗でしたね。→ 国連 新型コロナ対策の外出規制で地球温暖化止まらず
抜粋 「このうち4月はじめには、1日当たりの排出量が前の年に比べ17%減少した・・・」
前年度に比べて たったの17%減。(世界がどの位自粛したかはわかりませんけどね)
目標は50~55%減。
日本の場合、生活困窮による自殺者まで出ているというのに、ですよ(汗)
もう、排出量削減なんて、やっても無駄ですね。
むしろ、空気中から二酸化炭素を取り除く事を真剣に考えるべきでしょう。
やるとしたら、まず緑化。
二酸化炭素を吸収する植物を増やす。
(森林伐採してソーラーパネルを設置するなんて、もってのほかですよ)
次に、ドライアイスは空気から分離して作る、とかの新技術の開発。
二酸化炭素を積極的に吸収してリサイクルできるようになれば、それこそ 脱原発も可能 でしょう。
排出量削減 だけを目標としては、温暖化なんて止まらない。
そう感じましたね。
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