気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

お疲れ様でした

2008-12-07 22:30:00 | 

我が家で17年目になる車。
それまでは私のスターレットが13年直前でしたが、その後我が家では一番長く所有した車になります。
いよいよお別れの時が来ました。

1990年3月に納車されたこの車、ライトエースワゴン 2Lターボディーゼル 4WDです。

(ちなみに、スターレットが同じ年の9月)

5年、長くても10年くらいの付き合いと当初思っていましたが、2つの大きな理由で今まで一緒にいられました。

 

 

その1 車検が10年すぎても2年車検で済むようになった。

 

これはかなり理由としては大きいです。

10年すぎると部品の劣化や故障の頻度も増え、更に車検回数が毎年になるので費用が増える。

それが、今までと同じ2年で済むのなら、車自体が痛まない限り乗り続けている方が更新より出費が少なくて済むからです。

 

 

そしてもう一つ大きな理由

 

その2 ワゴン系からMTのラインナップが無くなり、我が家のユーザーが乗りたい新車が無くなってしまった。

 

これで結局今まで使っていました。

しかし、そろそろ「故障部品は新規に作るようになります」と言われたのが前回の車検後。

ホーンが鳴らなくなり、スイッチ部が悪い事が判明。

でも、その部品の在庫がゼロ。

 

「次の車検は通さないで更新しよう。」と言うことになっていました。

でもMT車は有りません。

 

今年に入って更に決定打が・・・・・。

メインユーザーである我が母が、心不全をきっかけに3回入院をする事になり、とうとう免許返上を決定。

 

と言う事でお別れすることになりました。

 

 

(フルオートで撮影したのですが、後ピンですね、何故か・・・)

 

 

 

 

母親が近距離主体で使っていたので、走行距離は年数の割りに少なく8万キロ弱。

4WDと言う事も有り、冬場は私が友人を複数乗せてスキーに行く事をしばしばやっていましたが、10年も前からスキーに行くことも無くなりました。

一番の長距離ドライブは、買って2年目くらいに山形県の立石寺へ旅行に行った事ですね。

平均燃費は一般道で12km/L、高速道では低いギア比が災いして逆に伸びずに10km/Lでした。

60km/hが5速で2000回転も回ってしまうのですから。

(ちなみにシエンタは1000回転、MR2やスターレットターボは1600回転でした)

 

13年過ぎたあたりから、所有者である父親は多少の凹み等は全然直そうとしなくなり、かなり細かい傷が目立つようになりました。

父親にしてみれば、MTで気に入った車が出るのを待っていたのでしょうけど、MTをどんどんトヨタは無くしてくれたので、とうとうスズキアルトに浮気(笑)

結果、かつては「愛車」、今は「単なる移動手段」に格下げされてしまいました。

まだまだ走れる車ですが、ちょっとかわいそうな晩年でした。

 

私としてはオーバーホールして乗り続けたい車でしたが、昨今の「車高の高いミニバンが多い」現状考えると、フロントのクラッシャブルゾーンゼロのこの車では、喧嘩した場合明らかにこちらの分が悪い。

この手の「キャブオーバー」スタイルの「フロントタイヤの上に運転席が乗っている」車は、相手を潰さない限り生存空間の確保は困難ですから。

 

衝突安全テスト車一覧

キャブオーバー車(日産バネット/マツダボンゴ)

 

動画を見る事ができるので、参考になると思います。

現在の安全基準を満たしているとはいえ、ここまで潰れます。

このライトエースは17年以上も前で、キャブオーバー車にはこの手の安全基準が無い時代の車なので・・・(^_^;)

 

 

もう一つのエピソードは、10年前のお正月に大雪が降り、その日は関東でも朝から積雪していたのでこの車を借りて出勤。

首都圏の公共交通機関が麻痺状態になったので、会社も全社的に3時で操業を停止。

その際20cmの積雪路をスタッドレスのみで自宅の前まで無事帰ったのでした。

この時は4WDの走破性の凄さを実感しましたね。

 

ただ、おまけがありまして・・・。

自宅前の道が吹き溜まりになって30cm積もっていました。

ラッセル車みたいに雪を掻き分けて車庫の前までたどり着いたのですが、そこで方向変換する際に雪が腹の下にまとまってしまい、とうとうカメ状態になってスタック(苦笑)

自宅からスコップを持ち出して、30分かかって腹の下の雪を掻き出し、一件落着となりました。

 

長い間、ありがとう。

 


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
BOSS & GON ! [2008年12月7日 23:13]
こんばんは、BOSS&GONです。
いいお話を読ませて戴きました m(__)m
愛車から単なる移動手段になっても、スキーにいったりカメ状態になった思い出は永遠に色あせないと思います。
愛車→移動手段、それだけ生活に一部になったとも考えられますね。お疲れ様でした!
LUXEL [2008年12月8日 0:12]
こんばんは。
CM30型のライトエース、私がトヨタ系の整備の仕事に携わっていた時、ちょくちょくオイル漏れ等で入庫していたクルマで、このクルマのサービス性はエンジン以外、やり易かったと記憶しています。
こちらでも何台か現役で乗られている方がいらっしゃいますね。
17年以上の間、EP82-SW20さんのお家で活躍したクルマでしたので、手放す時とても辛かったでしょうね。。。
そして、CM30型ライトエースにお疲れさまと声を掛けたいですね(*^^)v
モザタキ [2008年12月8日 18:53]
大切に乗れば長く持つものなんですね。
本当に愛された車だったんでしょうね。

…最近の新車販売減少の要因の一つとして「車の耐久性が向上したから」なんて言う人がありましたが、それってどうなんでしょう?
今の車で17年も乗れるのがあるでしょうか…
EP82-SW20 [2008年12月8日 23:30]

>BOSS & GON !さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

想い出は確かに色褪せませんねw
実は最初の廃線ウォークに付き合わせた車もこの車でしたよ。
私がオーナーだったら、もう少し怪我を治して使っていたと思いますが、その点ではかわいそうでした。
車としての機能はまだまだ元気だったのも、ちょっと心残りですね(^_^;)。


>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

LUXELさんは、整備畑ご出身でしたかw
我が家の近辺ですと、一モデル後のライトエースを乗っている人が居ますが、このモデルでは我が家が最後のようです。
ホーンのスイッチ部が一から作り直して3万円近くするらしいので、手放さざるを得なくなりましたね(^_^;)

totoroko [2008年12月11日 0:03]
こんばんは。
本当にお疲れ様ってとこですね。私も車は長く載るほうですが、17年はとても届きません。去年手放したグラシアでも11年でした。
昔、車を財産のように思っていた頃は、長年乗った車を手放すのは凄く悲しいことでした。それに比べると、最近はちょっとドライになったのか、気楽にお別れしてしまっています。愛着を持って載るべきかな。
kuru [2008年12月11日 3:47]
こんばんは。
ライトエースワゴンちゃん、ご苦労様でした。
17年も乗られてたんですね。
スターレットは13年って、私はそんな長期間乗った事が無いですね(^_^.)
気に入った車はいつまでの乗っていたいのですが、部品や燃費やその他諸事情で手放す事になりますね。
メーカーや販売店からしたら乗り変わって欲しいのですが余り故障せず良く走る車になってきたからなかなか車を乗り換えない変な循環に陥ってますね(^_^;)
色々と思いでもあったと思いますが、ほんと長い間お疲れ様でした。
EP82-SW20 [2008年12月11日 20:31]

>モザタキさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

すみません、前回レスしたはずが跳ねられていました(^_^;)

愛着を感じていたのは私だけになってしまっていたかもしれませんが・・・(苦笑)

「車が長持ちするから長く乗り、結果車が売れなくなった」は一因として考えられますが、本質はかなり違う気がします(別途アップします)
走行距離に関しては僅か8万キロ弱ですから、スターレットターボの16万キロ弱には及びません。
ただ、立地条件としては屋根付き車庫の生活をしていたので、雨漏りや錆に悩まされる事は無かったです。
(毎年撒かれる凍結防止剤には気をつけていました)
EP82-SW20 [2008年12月11日 20:40]

>totorokoさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

父は10年で替えるつもりでいたみたいです。
結局あのような理由で長く乗っていたわけで、例えばヴォクシーのMTが有れば替えていたと思いますよ。
私は10年・10万キロのどちらかが一区切りのつもりでいます。
最も前回の初代bBは、Aピラーの死角で怖い思いを数回した為、身の安全を考えて最初の車検の数ヶ月後に追い出される事になりましたよ(苦笑)。
安心して車を運転できる事は、かなり重要なポイントですからw
EP82-SW20 [2008年12月11日 20:50]

>kuruさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

スターレットの場合は、4年過ぎたら常に2代目があったので、別用途として重宝していました。
MR2では3人以上乗れない。
bBではATだから、ゆったり運転する気分転換はできるけど、毎日乗るにはつまらなすぎる(苦笑)
(シエンタもそういう意味ではつまらない車であります・・・爆)
そんな立場だったのと、2台何とか維持できていたので所有していました。
5年前に出した時は、やはり経済的理由でしたよ。
維持できていれば、多分今でも乗っていたでしょうね。
スターレットは私と一番長く付き合った車ですからw
きのこ [2008年12月13日 22:43]
車の事は全く興味ないですが・・<m(__)m>
4WDが凄い!!ってのは初めて乗ったときに実感しましたね!
我が家にはもうすぐ20年という日産ホーミーという車がありますが毎年お別れしようと思いながら今年も車検でした。

EP82-SW20 [2008年12月14日 19:56]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

雪国では4WDは強力ですよねw
20年になるなんて凄いですね。
なかなか乗り続ける事はできないですよw
おぺ [2008年12月14日 23:06]
こんばんは、おぺです。
長い付き合いで、いろいろと思い出のあるクルマでしたね。
最後の”長い間、ありがとう。”の一言に凝縮されていると思いました。
EP82-SW20 [2008年12月15日 22:36]

>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

想い出はかなり有りますよね。
ここでは2つばかり上げましたけれど、17年分の想い出が詰まっていますからねw
五里霧中 [2008年12月16日 22:51]
こんばんは。
17年ともなると、思い出たっぷりですねぇ。
私だったら泣いちゃう。
>まだまだ走れる車ですが、ちょっとかわいそうな晩年でした。
この言葉に愛情を感じますね。
私も大切に大切に乗って長くお付き合いしたいと思います。
EP82-SW20 [2008年12月17日 21:21]

>五里霧中さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

ええ、色々想い出が有りますよw
そうですね、スクラップになる運命ですから、かわいそうではありますが、車として生まれた以上、いずれはスクラップになりますし・・・。
17年も大禍無く過ごせた事、それは私の家族も同じ事が言えますが「幸せだった」と言えると思いますよ。
五里霧中さんも大切にしてくださいね。
きっと愛車もそれに応えてくれますよw
真鍋清 [2009年2月25日 11:19]
遅ればせながら、私から。
EP82-SW20さんのライトエース4WDは17年目ですが、実を言うと私も1992年3月から昨年2008年10月まで16年7ヶ月間メルセデスベンツ260E(W124型)に乗っており、走行距離は累計142000kmでした。
メルセデスベンツの耐久性・信頼性はどうも神格化されすぎたきらいがあり、私の260Eも10万㎞を超えたのを境に燃料ポンプの亀裂、触媒コンバーターの過熱、さらにインジェクターの目詰まりなど走行に関わるかなり深刻な故障/メカ的疲労が相次ぎ、大枚70万円かけて車検兼修理(2003年)を行いました。その後小康を得るも2005年には車検でホース類全てのオーバーホールが必要で100万!かかってしまいました。そして昨年、ワイパーモーターとエアコンが同時に作動不能になり、いい加減メルセデスはうんざりとなった所でマイナーチェンジ後のレクサスIS350を購入し、メルセデスは16万円で引き取られました。
真鍋清 [2009年2月25日 11:32]
前より続き
そんな経緯があり、メルセデス260Eとの別れ際には「おんぼろメルセデスとやっと別れられる、そこで新しい素敵なカーライフが始まる」という気持ちの下、肩の荷が下りたような清々した気持ちでした。
私のメルセデス260Eの場合、かつて2000年頃新車(W210型のE320かE430)を買う予定が浮上したものの予算を始め諸般の事情で断念したいきさつがあり、21世紀に入ってからは「いい加減別れるチャンスが欲しい」という意味を込めてずいぶん乱暴に使ったものです。ドアはばしんと閉めるわ、内装も掃除しない、急加速急発進の繰り返しでしたが部品交換後は実によく走り、一旦スピードが乗ると120より160、160より180/200と速度が上がる毎にエンジンが活き活きしてくるなどカーライフを楽しんでいました。そんなメルセデスも今では簡単な修理を受け、横浜は大黒埠頭から極東ロシアかイラクに旅立ち、いつか当地で260Eに出会ってみたいと考えている。あいつは良い奴だった。
EP82-SW20 [2009年2月26日 23:31]

>真鍋清さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

その、「粗末に扱いたくなる気持ち」、共感できますよw
私もシエンタに対してそうでした。
エンジンがノッキングを起こしてきても、メーカー保障での修理はなかなか実施してもらえず、約2年間耳障りな音を聞いていましたから。
「保障期間のリミットが来る前に、さっさと壊れてくれ!」という気持ちでしたね。
今は購入当初にほぼ戻りましたけど、購入当初から冬場調子の悪かったバックドアのきしみ音がまたまたぶり返してきて、「今度シエンタの後釜買う時はトヨタ車をやめようかな」と真剣に考えていますよ(苦笑)

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