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この世は仮想現実? そんな気がしなくもない理由、その2 擬態

2022-05-08 19:45:46 | ミステリー

前回は、完全変態で昆虫が成長する仕組みについて、「突然変異と自然淘汰の結果、こんな成長過程が成り立つとはちょっと違うんじゃね?」って気持ちになり、この世は仮想現実なのかもしれない、と言う動画を見てから、「その可能性も有るかも・・・」と疑い出したという話をしました。

ただ、変態だけならまだしも、他にも「理解に苦しむ」物が有るのです。

(まぁ、私が凡人だから、と言うのかもしれませんが・・・)

その一つが、擬態。

 

【ゆっくり解説】すごい擬態能力を持った生き物10選【まさかのラスト】

 

木の枝に見える蛾の写真とか・・・ → 木の枝に見える蛾の写真

 

「誰に見せる為にここまで精密な擬態をする必要が有るの?」と思わせる蛾の例、とかね。→ ムラサキシャチホコ

 

この蛾の羽は、カールしている訳でなく、平面なんですよ。

でも、明暗を付けて立体的に見える様な模様が施されているわけ。

「これって芸術作品じゃね!?」って感じがすると思いますが・・・

 

それと、ハナカマキリ

ぱっと見、花そのもの。

そして、初期の幼虫は、カメムシに擬態して身を守るという。

突然変異で花の形に近いカマキリが自然淘汰されて生き残った、と言うのであれば、他のごく普通の緑色のカマキリが残っている理由は? それもわからん???

 

ついでに言うと、彼らは「どう見られているか」がわからない。

何故ってか? 鏡持ってないし鏡の原理を彼らは知らないから、鏡が有ってもそれを見て、「自分が上手く擬態できている」なんて理解できるわけがない。

だから、どこで、どのような姿勢を取れば、バレない、なんてわかるはずない。 でしょ?

だって、実際こんな事をする虫たちもいるわけ。

バックの色合い無視で止まっている枯れ葉色の蛾。

擬態になってないもんね(^^;)

 

それに、もう一つ言えるのは、人間の目には見えない光の捉え方を、虫にしろ鳥にしろできるらしい。

例えば、コウモリは真っ暗な夜に超音波を出して蛾を見つけて捕食したり、安全に飛行する事ができる。

しかし、人間はコウモリの超音波は聞こえない。超音波の存在を知らなければ、コウモリが真っ暗な夜に飛び回れる理由が、人間にはわからないはず。

つまり、人間の目を騙したところで、天敵の目を騙せるか、と言う違うレベルの話も存在するわけ。

そういう意味では、必ずしも人間主体で擬態を考えなくても良い、そう思えるわけ。

(でも、擬態って人間が見てわからない場合が多いよね。)

 

すると、これらの擬態も、この世が仮想現実のゲームの世界で有ると考えると、プレーヤー(「神」)が擬態の試行錯誤した結果存在している、と考えてもよさそうな気がするわけです。

前回の完全変態の話でも取り上げたけど、不完全変態が1の状態で、完全変態が10の状態だとした場合、その途中にある3とか5とか7の状態がわかれば、「進化論で説明できるんだぁ」と納得できると思うのですけど、それらに該当する変態とか擬態とかがわからないので、どうしてもこの様な考えも有かな、と思ってしまいますね。

次も、「何でこんな進化をしたの?」な事例を上げたいと思います。


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