気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

これ、やったら多分内蔵破裂するからね(><)

2023-03-02 20:01:01 | 映画

こんな動画が有りました。

インド映画で、この男性二人がとても見事な人命救助をやってのけ、素晴らしいシーン、なんだけどね(^^;)

 

まず、この映画をディスっているわけではない、と言う事はご理解していただくとして・・・

何しろ、この二人、カッコイイんですからw

 

その発想はなかった!インド映画『RRR』決死のレスキューシーン

 

「ロープを使っての救出の参考になるかも」って思うよ、多分。(と言うか、私も「できるとすれば、有だなw」って最初思ったから・・・)

で、そう思ったあなたに、ご忠告したい危険な点が有るんですよ。

 

実際、腰にロープを付けてぶら下がって、だけならそれ程危険ではない。(救出活動できるかどうかは別としてね・・・)

問題は、飛び降りてロープがピシッと張られた時ね。

「ロープが切れるかも・・・」は有るんだけど、それ以外にも危険がある。

こちらの写真をご覧ください。

これ、私が「高所作業用の安全帯」として買った物。(右のカッターは大きさの参考)

この幅広のベルトの部分を腰に巻く。(幅は約8cm)

そして、ダンパーなる部分がベルトについていて、その先に直径2cm程度で長さ約2mのロープが付き、その先にフックが付いている。

このフックを、作業場所の周囲に有る「体重を支えられるようなしっかりした物」に引っ掛け、作業をするわけ。

仮に足場から足を踏み外して落下した場合、フックにつながれたロープの長さだけ落下して、腰のベルトで支えられて落下の途中でぶら下がる仕組み。

それで、最悪地面に叩き付けられるのを防ぐ事ができる。

 

さて、ここで何故「ベルトの幅が8cm」で「ダンパー」なるものが付いているか? って事なのですよ。

着衣のベルトって、幅が5cm程度でしょ?

「それで十分じゃね?」って思うよね、普通。

これね、落下してロープが伸び切った場合(映画で言うと、ロープがビシッと張られた時)、腰に一気に自らの体重がかかるから、なんですよ(><)

2cmの紐と8cmの帯では簡単に比較できないから、それよりも計算し易い2cmの帯で比較すると、幅が8cmの場合なら、単純計算だけで言うと1/4の力がかかるだけで済むわけ。

更に、このダンパー部分はその時1m近くも伸びて体重が腰のベルトに一気にかかる衝撃を緩和してくれるわけです。

(勿論、一度落ちたら、安全上再使用はできません)

 

つまり、映画では二人は、落下した最下点に到達した瞬間、片手だけでその衝撃を容易く受け止めているけど、一般人にはまず無理(><)

腰に一気に体重がかかり、ロープが内臓に食い込んで内臓破裂を起こすか、下手すれば骨だけで体が繋ぎ止められる状態になりかねない・・・。

バンジージャンプが大丈夫なのは、体にかかる力を分散させるハーネス式のベルトと、それだけの衝撃を緩和できる弾力を持ったロープの部分で、衝撃力を緩和させているから、なんですよね(^^;)

あくまで、その辺を理解したうえで、「カッコイイ!」と見てください。

くれぐれも、「やってみようw」なんて思わないように・・・(^^;)


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