栗が店頭に並ぶようになると
なぜかそわそわ
買いたい! けれど、調理できるかなぁと不安とてんびん
ところが「3L」
なんて表示を見ると、もうかごに入れていました
手をかけるなら一度に・・・って欲張りな性格で2キロの栗を買いました
まんまる ごろんとした「3L」サイズの栗・・・なんて素敵なんでしょう
丁寧にあくをとり、白ワインと砂糖で渋皮煮を作ります
今回の材料は栗2キロに重曹(煮出し用小さじ2×3回)
三温糖が栗の1/2・白ワイン1本(750ml)
★
熱湯に30分くらいつけてから
鬼皮をむきます(皮が軟らかくなります)
お尻の方から包丁を入れてひらくように剥いていくと意外と簡単
あまり包丁を深く入れて渋皮が傷つかないように
でもあまり心配しないでね
慣れれば大丈夫(^^)
ひたひたに水をいれて重曹を入れて煮ます
栗1キロあたり小さじ1、2キロなので小さじ2で煮ました
沸騰したら弱めの中火であくを取りながら10分くらい煮ます
すごい泡がでるのと真黒になるのでちょっと心配。
火の勢いは栗が中で踊らないように(破れないように)少し控え目に
10分ほど煮たら水を入れ替えて、少し柔らかくなった渋皮の
筋などを竹串できれにとります
そしてもう一度、重曹で煮ます
2回目でもかなり灰汁がでますね
これをもう一度
つまり、3回、重曹で灰汁とりをしながら煮だします
そしてもう一度、今度は重曹をぬくために10分ほど煮ます
★
そして鍋から別の鍋に丁寧に栗を移します
栗の1/2の三温糖と白ワインをひたひたに
30分くらいでできあがり
一晩漬けておいた方が味がおちついておいしいと思います
手間がかかるように思えますが、味付けはシンプルで、
丁寧に煮るだけです
できあがった渋皮煮をいただくと
そこはかとない幸せに満たされること
間違いなしです
スイートポテトに添えても嬉しい一品になります
どちらも主役級のできばえ~っ
※おまけ:渋皮が途中で破れて中身が出てしまっても大丈夫
そのまま甘露煮にして食べられます
ヨーグルトやアイスと一緒に食べるとってもおいしいです
秋になると母の実家からいつも、すだちと栗が送られてきました
母から「渋皮煮を作ったから送るね~」というの例年でしたが
来年からは私が送ることになるでしょうか