~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

妊婦さんの食事

2009-01-25 17:33:32 | Saranyaのひとり言
甘い物の食べ方に注意
妊娠中や産後のお母さんたちは体重の増減に悩まされている人が多いと思います。
今回は、妊婦さんへのひと言!







つわりが無くなりほっとした頃、7ヶ月頃、
「あれ!体重が増えている・・・」
病院でも、注意を受けて不安になるのですが、
どうしたらいいのか分からない?









実際は、チョコレートや甘いお菓子が欲しくてたまらない。
何故なのでしょうか?
妊娠すると味覚が変わる、嗜好が変わるという声を聞きます。
その通りですね。
お腹に赤ちゃんがいるからです。
脳のエネルギー源は糖質が必要です。しかもエネルギーの6割ほどが必要なのです。
ですが、赤ちゃんに糖質が必要になり、今までと同じ食事をしていると糖質が不足して、脳が飢餓状態になり、脳はもっと欲しいといいます。
そこで、ついつい甘い物を食べてしまいます。
しかし、チョコレートや甘いお菓子は即座に脳は満足しますが、吸収が早いため、直ぐに血糖値は上がりますが直ぐに下がります。ですから、また欲しくなります。
常に、糖質が持続している状態をつくることが大切になります。
糖質が持続する食品を毎食食べればいいということです。




糖質・多糖類(ごはん・パン・麺類)はゆっくり吸収されて、ゆっくり消費されます。また、脂質の燃焼はこの糖質が助けて燃やします。糖質は種火のような役目をします。



ですから
妊娠中の甘い物を欲しがるのは当然ですが、食事の質を変えれば解決することです。



タンパク質=少しの肉類・ほとんどは植物性のタンパク質がいいでしょう。
植物性のタンパク質(豆類・キノコ類・木の実・種類・小麦胚芽など)


糖質=ご飯(玄米・胚芽米・古代米など)麺類・パン・芋類
あまり沢山摂取すると、カロリーオーバーになるので注意!
果物は果糖ですから、直ぐに吸収される糖です。とりすぎに注意!(血糖値が上がります)



脂質=菜種油・ごま油・オリーブ油等。バター・マーガリン等



カロリーが少ない商品=野菜(芋類以外)海草類・キノコ類




例 毎食
ご飯(お茶碗一杯)味噌汁(野菜、芋、豆腐)小魚(時々肉)
野菜炒め(ごま油など植物性の物を使用する)




妊婦さん達、自分の身体を整えることは赤ちゃんの血液を整え元気にすることになります。そして、出産後の母乳に影響します。母乳が美味しくなければ、赤ちゃんはよく泣きます。お母さんはとても疲れます。悪循環なのです。美味しい母乳は、赤ちゃんは沢山飲んでくれ安心してよく眠ります。
お母さんもお産の疲れを癒すことができます。
妊娠中からの食事を考えてみましょう。