群れて育ち合う広場はとても大切な居場所になることでしょう。
(この写真の子は中学三年生受験…頑張っている。この頃は小学三年生、赤ちゃんを抱くのが上手でした。この子は「いるかくらぶ」で群れて育ちました。群れて育ち合うといい子になります。私が幼い頃、里芋を竹ざるに入れ小川で揺すりながら洗いました。そこに小さめの石を入れると皮が剝けやすくなりました。人も同じです。多くの人と切磋琢磨していくと角が取れ我がままが無くなり善い人になるのです)
しかし、ただ遊ばせるだけではあまり意味がないように感じます。特にイベントは意味がないと思えます。確かに、気分転換にはなるでしょう。母も高揚し一瞬ですが楽しくなります。子育てというより、母の思い、考え方に原因があると感じています。母の心が変わることが大事です。
私たちはヨーガを学びます。
まずは体を動かし(アーサナ)体のだるさを取り除きます。スッキリしていきます。そして呼吸が整えば、自然に心も静まります。悩みの原因を自らが感じ、その原因を生活の中で正していく。この作業がない限り母子が健やかに過ごすことはできないのです。
誤魔化してはいけない。諦めてもいけない。徐々にですが必ず変われることを信じることです。
学びを深めていただければ実感します。
アーサナに集中できるようになり、呼吸が整えば、次は瞑想を日々行なうことです。
「ネーティ、ネーティ」「これではない、これではない」と。識別します。
本当の私は、肉体でもない、感覚器官でもない、知性でもなければエゴでもない、まして時折現れる苦しみや悩みは私ではない。それらを超越している存在であることを知ることになる。些細なことに気に留めず、本当の私について、深く考えなければならない。
この段階がかなり長くかかります。これまで経験した事柄は善きことにしろ、悪しきことにしろ記憶として深層に蓄積されています。それらは習慣となり、性格、観念、ものさし、色眼鏡といった諸々の心が、私だと勘違いをしているからです。その心に常に言い聞かせていく作業、スイッチが入らないように戒めていく作業が「識別瞑想」です。
大変そうですが、日々行なえば心は変容していき、軽やかで明るくなります。まずは実践してみましょう!!