~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

生きる力5

2008-10-12 08:42:45 | いるかこもれび助産院
生きる力5が遅くなりすいません!!!
季節柄、体調が優れず、少し養生をしていました。
皆さんは、如何ですか!!
子育て中だけに、子どもが風邪を引いた、その状況が母の疲れになります。
子どもは治ったけれど、べたべたくっつて離れないです。
お母さんもまいってしまいますね。
不安はまだ解消していないようです。おっぱいを欲しがったらあげましょう。
安心して回復が早くなります。



生きる力5



生後1ヶ月から3ヶ月は少しずつ肩の荷が軽くなる時期といえます。

しかし、この時期が大切な時期です。
生後直ぐに『すり込み現象』がおこります。
母を認識するのです。
その時上手くいかなかったとしても、
この時期に修復可能です。




この時期!!!
お母さんも赤ちゃんの性格、様子が受けとめられるようになります。
今後のストーリーもえがけるようになり、楽しみや希望も生まれてきます。
お母さんの余裕になり、子は益々母の優しさの中で安心していきます。
この時期は、赤ちゃん自身が更に安心を獲得していく上で大切な時期です。



育児書による事柄にとらわれず、
子どもとの精神的交流の強さが後の絆とも関係してきます。
赤ちゃんにしがみつくほど、傍にいなくても大丈夫!
お母さんも少しゆっくり心身を休めましょう。
育児にほっとする分、疲れが出てくる時期です。




自立心:ひとりで生きる力
生きる力2を参照ください
3ヶ月頃から、お友達と遊ぶ楽しみを入れていくのもいいと思います。
【共存力:人とともに生きる力】
母以外の人との関わり。
他者への信頼感、共感、愛、ともに在ることを喜び楽しむ!
また、悲しいことも感じていく!
この時期は、母の傍(安心の場所)にいて感じ取っていきます。




母も子どもとともに共感していきます。
(子どもがいない状況との違い:ひとりで共感した他者との関係)
とても、大事なことですよ。




次回は運動能力が発達して聞く4ヶ月から1歳を考えていきます。


1歳までの子を預けないで?

2008-10-08 22:14:13 | いるかこもれび助産院
現在の社会状況が一段と悪くなり!
大変な時期といえます。

自宅を買い求めた!
マンションを買った!
皆さんローンを抱えて、大変ですね。

10年後は
確かに、進学と教育費が増額していく時期です。

今、お金を稼がなくてはと、考えられるのは無理がないと思います。
子どもが、小さいうちに貯金をしておかなくては、貯まりませんね!

でもね。考えてください。

今!!!1日預けて、月額手取りはいくらになりますか?






1歳までの子どもの心は、基礎的信頼感獲得する時期です。
とても、大切な時期なのです。
10年後の何故この子はダメなのと言っても取り返しがつかないのです。
心を取り返すことはできないのです。
お金は、子どもが幼稚園に行ってからでも稼げます。



お願いですから。
子どもさんに寂しい思いをさせないで!
寂しい思いは心の奥しまいこみ、いいようのない心に穴をポッカリあけてしまいます。
穴にも気づかないで中高生に成長します。
何が腹立つか分からない?
でもいらいらして腹が立つ、
落ち着かない、
無気力、
孤独感、
疎外感などと、心の奥深くに穴(寂しい心=満たされない心)が隠れていることを誰も気づかず。
子を責め、
育て方が悪かったのかと母を責め、

中高生になって、責めてどの様な結果が生まれるのでしょうか!
悲しいことです。
今を大切に生きて欲しいとお願いします。
だから、1歳までに預けることは家族でよく話し合ってください。
十分話し合い決定して、
家族みんなで、協力して、子どもを寂しさから守ってあげてください。



生きる力4

2008-10-02 22:00:44 | いるかこもれび助産院
乳児期(0~1歳)
今回は
誕生と母の成長について考えます。

誕生して、
母なる者(養育者殆どは実母ですが時として違う場合もあります)との出会い






子は広い明るい世界を感じることになりますが
子宮という温かく守られた世界とあまりにも違うことに戸惑います。
寒い・抱かれている安心感がない・自由にならない不自由さ








だから、
母の胸での抱っこは安心できるのです。
おっぱいをふくませてくれる時も安心と満足感を獲得します。
(ミルクじゃないだよ!母乳が安心なんだよ!!!)









案じてくよくよする母をいたわる子は微笑みで母を癒し励まします。









目と目のアイコンタクトは自然に母子を深い絆でつなぎます。
母と子の直接的・持続的な親愛関係の確立です。

母は感謝・喜びの心に気づきます、
そのことは、母自身の人生の豊かさにつながることでしょう。
母も船出への準備ができるのです。





















この様な気づきを得るためには
妊娠中からの心の準備が必要に思います。
この子は、私が守るという覚悟も必要です。
案じて迷うけれども、守る覚悟はできていますか?
子の綺麗な服を買い、ベッドや必要品は準備できたかもしれませんが
子をどの様に迎えるか心の準備はできていますか?
必要品よりも大切なことです、心の準備!!!
喜んで子を迎えられるよう整理整頓をしましょう。


瞳を見て優しく(肩の力を抜いてね)抱っこするのよ!
よく泣くかもしれないけれど、大丈夫!!
眠れないけど、辛抱してね。
赤ちゃんは微笑んでお母さんを見ているよ!
自信を持って!お母さん赤ちゃんはあなたが頼り






各施設の母親教室での学びはもっと充実した内容を望みます。
人間つくりの学びであって欲しい!

次回は1,2ヶ月、3ヶ月の母子と成長について考えます。


生きる力3

2008-10-01 08:06:53 | いるかこもれび助産院
第一幕  子どもの時間 (母港)





胎生期は
母と直接的に絆を培う=母の思考が子に反映する
ですから、母は自分の義務を実践しなければいけない。
妊娠しているから、体の変化があり、負担も多く現れます。
しかし、仕方がないことです。
妊娠により現れる症状です。
生活を正し、楽しく生きることでかなり解消されることでしょう。
妊娠を理由に怠惰にならない。
怠惰はタマスティック(負の状態)ですから
胎児も負の状態になりやすいといえます。








義務とは何か?
それぞれがそれぞれの状況において、果たさなければいけないこと。
現状況は、過去における行いの現れです。
ですから、受け入れその状況を果たさなければなりません。
とても辛かったりしますが逃げないで、
必ず、信じてハート(愛)に集中していけば解決方法はあります。
しかし、何らかの理(わけ)に納得したかのように自分を誤摩化し、
その場を逃れようとするのが皆さんの行動のような気がします、
本当の幸せは、逃れることを止めた時現れます。

また、私たちは親切、優しさの勘違いをしている場合があります。
他者が背負わなければいけない行為を、受け取り代わりに行為していませんか。
その事は、他者の苦悩の除去にもなりません、
かえって、さらなる苦悩になります。
引き受けた方にも、苦悩として残ります。

自分自身が受け取る状況(仕事)は真面目にやらなければなりません。
http://www.mahayogi.org/teaching/jiyu3.html








義務を果たすこと、
他者の義務を受け取らないこと、
その上で、もっぱら自らの義務を果たし、
他者への献身的な奉仕をしていくということです。

積極的に無知、煩悩を無くしていくことになり、
自然に湧いてくる慈悲の流れを獲得することになります。
子宮は神聖な場所となります=子どもの宮殿

『悟り』の本 P136 慈悲と献身奉仕 ご覧ください。
http://www.mahayogi.org/pp/index.html











子宮とは
子どもの宮殿
最適な場所
生命力
母は祈りの中に産み出す喜びと不安を通して、
希望という力を獲得する。
不安は10ヶ月後のストーリーがえがけない不安が殆どでしょう。
それは、子と語り合うこと・お互いを信じること(胎教)で、軽減することができます。






妊娠中は自分自身を大切にしましょう!!!
大切にすることは、甘やかしではないので注意!!
体に毒になるものを入れない=食べ物を吟味する
(母の血液が母乳=母の血液は食べ物からつくられる)
(夜更かし・遊びすぎ・情報過多・依存=体の乱れによる血液の質低下)
(経皮毒:毛染め等=皮膚より血液に混入するアレルーギーになることがある)






妊娠中が子の人格形成に影響あることを認識して欲しい!
医療従事者の方々も、妊婦さんの心のあり方を見守れるケアを期待したい。


祈りとともに、義務を果たし軽やかに過ごしましょう!!!



次回は乳児期(0~1歳)までの母子の発達について考えます。