~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

老いた母の後ろ姿

2011-09-21 23:56:04 | Saranyaのひとり言
この連休に、実家へ戻りました。


母は88歳になりましたが、相変わらず畑で毎日を過ごしています。
朝日が昇る前と、夕方の涼しくなるころに草を引いたり、野菜たちの様子を見に行くそうです。

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母の後ろ姿は、何だか小さくなった気がします。
毎日の日課は、畑で野菜をつくることのようです。
そして、皆さんに差し上げることが喜びだと言います。


オクラと花です。




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皆さんは、どのような時幸せを感じていますか。


母のような生活こそが楚々として、幸せなのだろうと実家に帰る度感じています。


一つのことに、ていねいに生きることが実は幸せなのでしょうね。


子どもへの愛!

2011-09-12 08:01:23 | いるかこもれび助産院
この間のことです。

遠くから、いるかくらぶを尋ねてこられた親子さんがいました。
篠山のひげ爺の処に見えた親子さんだったのです。

病院に相談してもご両親の心配は癒されず、途方に暮れていたときひげ爺のブログと巡り会われたそうです。
ご縁は、必然に思えます。

2泊3日ご一緒する機会をいただき、親子さんの苦悩を計り知ることが出来ました。

・成長がある時点で自ら育つ力が何かの原因で止まったか?ただ、脳からの指令がブロックされているか?
お母さんの話では、5ヶ月頃、この時期になればお座りが出来なければと言われお座りをさせたこと。
7・8ヶ月になれば、つかまり立ちが出来なければと言われ、わざわざつかまり立ち用の机購入したとのこと。
自らが育つということを知らなかった故におきた、成長の不調和ですね。
病気でもなく、奇形でもなく、後天的に両親、養育者によってすり込まれた悲劇です。

このことから、
皆さん(お母さん、養育者、助産師、保育士、医師、子育て支援者)が考えなければいけないことは、人が人として生きるために一番必要な事柄は何かということですね。

どのように応えればいいのかと、このブログを書くことに戸惑っていました。
昨日、いるかくらぶで、毎月第二日曜日にマハーヨギー・ヨーガ・ミッション、シャクティ主催「キールタン」が行われました。
私はキールタンが大好きで休まず参加させてもらっています。
そこで、善い言葉をお聞きしましたので、皆さんにもお伝えしようと思います。


この言葉は「バガヴァッド・ギーター」より
「天に行く道は何か」
「正直であること」


「どんな方法で人は幸福を見いだすか」
「正しい行為によって」


「悲しみから逃れるためには何を克服しなければならないか」
「自分の心を」


「人はいつ愛されるか」
「うぬぼれをもたない時」


「世の中の驚異の中で最大の驚異は何か」
「周囲のすべての人間が死ぬのを知っていながら、自分自身も死ぬということを信じる者がいないということ」


抽象的で理解しがたいと思われるかもしれませんが、
毎日、毎日、ひとつひとつの行為に対して慎重にならなければなりません。
そして、どのような優しく愛ある知識を他者からいただけたとしても、
ご自分の癖を克服しなければ、実際に行為として活かせないからです。
あまりにも、安易に”他者の意見に頼ろうとしてしまう”間違いを犯します。
他者の意見聞くことも大切ですが、その意見を理解し、自らの識別力も磨かなければなりません。
誠実に受けとめて欲しいと願います。


赤ちゃんを抱く!

2011-09-11 23:09:00 | いるかこもれび助産院
いるかくらぶは秋の気配です。

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昨日、「まんま おたべ」終了後、
妊婦さんの依頼で赤ちゃんの抱き方を助産師と共に楽しみました。

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妊婦さんは、熱心に抱っこの練習をしています・・・可愛いですね >^_^Dsc06098


床に下ろして・・・興味津々です。

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ただ真剣に向き合うこの姿に皆さんは何を感じますか。


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鼻をつっついています。
この真剣な姿がいつまでも安心して続けられる空間でありますように!!!

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可愛いこのような光景は心和みます。
そして、さりげない仕草は私たちを幸せにしてくれますね。
子どもたちを誠実に育みたいですね。


食事つくり「まんま おたべ」始まりました!

2011-09-11 10:40:57 | いるかこもれび助産院
長い出張(8月19日から3日間北九州、8月23日から1週間北海道、篠山3日間)がやっと終わりました。

少々体調も崩しましたが、お陰様で支援を続行することが出来ました。
誰かに見守られていることをいつも感じながらの支援です。
自分の体がどの様な状態であろうと、ことは進み続けます。
そして、心が純粋であれば体は壊れることはありません。
このようなことを感じた支援活動でした。


「まんま おたべ」は4人の妊婦さんに参加していただき開催しました。

まんま おたべ

2人のまんまおたべ担当者と2人の助産師が参加しての開催です。
助産師は、今後の分娩、育児の悩みがあれば直ぐに寄り添えるように、妊婦さん達との集いには参加します。
善いご縁と共に寄り添い育み合う幸せをスタッフはとても幸せですと感想を言っていました。


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食の大切さ、すべては平等で大切な命であること、
どの食材にも命があり、その命のお裾分けを私たちはいただていること。
自宅での料理について話しをしたり、皆の笑顔はやさしい雰囲気を醸しだしていきました。


穏やかさの中に真の強さを受けとられた妊婦さん達とスタッフ達を感じ、
自然にほころんでいる私がいました。



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この長い出張で感じたことは
やはり、ひとりの人として ていねいに日々を過ごすこと。
しかも、心の奥に存在する「すべては平等で尊い大切な命」を本当に理解し、
日々の生活に活かし、より良く生きていただけるよう、
支援活動は存在しなければいけないと、心に強くいいきかせる結果となりました。


愛は必ずどの方にも存在します。
外を向くのではなく「内なる自己=真の自己」を感じてください。
すべての不安や悩みは消えていくことでしょう。



心を静かに!

2011-09-08 07:59:22 | いるかこもれび助産院

火曜日に篠山に行って参りました。
その後体調を崩し・・篠山での報告は後日にします。

色々な処へ伺い、素晴らしい人々とご一緒させていただいています。


人として育つ、
人としての義務など、
心の奥に存在しますが、
一番大切なことに気づけていない人が多いことに。


私は何をさせていただけばいいのかと感じています。
一回くらいでは、皆さんと語り合うことも出来ず・・・心を置いて帰るわけにもいかず。


新政権になりましたが、根本的な人の心の在り方を皆が見直さなければ、
人としてより良く生きられないように感じます。