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自殺大国」に甘んじるニッポン株式会社の“異常”

2010-09-04 12:55:06 | Weblog
河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学 「自殺大国」に甘んじるニッポン株式会社の“異常” 顔の見えるつながりが命を救う(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

 今年もまた、“あの数”が3万人を超えそうである。

 政府が3月にキャンペーンを実施したかいもあってか、4月と5月の数字は昨年を1割程度下回った(関連記事:彼女は追いつめられ、“命”を削るまで働いた)。しかし6月以降は元に戻り、7月末までの累計は1万8848人。昨年より若干少なく、一昨年と同程度のペースだ。

 このまま進めば、今年もまた3万人を上回ってしまう。「自殺大国ニッポン」。そう呼ばれても仕方のない数字である。

 周知の通り、日本では1998年を境に自殺者の人数が急増した。1998年といえば、北海道拓殖銀行、山一証券、日本長期信用銀行、日本債券信用銀行など金融機関の破綻が相次いだ年だ。企業の倒産件数も負債総額も90年代で最悪を記録した。

 98年には2万3000人だった自殺者の人数は、99年に3万1000人と一挙に35%も増加した。その後、12年連続で3万人超えが続いている。

少なくとも1998年以降に急増した1万人は、社会の変化によるものだと言える。
人間関係が疎遠になり、自分の存在価値を見いだせなくなっていることも影響しているようで、日本社会の病理を表しているようです。

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