Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

地下鉄(メトロ)に乗って

2006年10月24日 15時17分37秒 | ベリーの感想文(本・映画)
地下鉄(メトロ)に乗って

講談社

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浅田次郎 著 : 地下鉄(メトロ)に乗って
を、読みました。

今秋映画公開予定のこの作品。
その情報を知らずにタイムリーに手に取りました。
なので、宣伝番組をみるととても得した気分です~。

主人公、小沼真次は小さなアパレル会社に勤める35歳。
下町の小さな会社から、スーツケースを引いて
毎日地下鉄に乗って営業に出かけます。
ある日、同窓会に出席し少年時代を、記憶の中から
掘り起こす事になります。
そして起こった不思議な出来事。

タイムスリップと聞けば、バックトゥーザ・フューチャーな
イメージですが、この物語は歴史の中で
沢山の人間が、時には子どもさえも
翻弄されながら必死で生きていく姿が描かれた物語です。
この作品もやはり浅田節全開で、
読む人の心にいろいろなかを訴えます。

吉川英治文学新人賞に輝いた心温まる物語です。

 

 


パーフェクトルーム

2006年10月24日 14時58分55秒 | ベリーの感想文(本・映画)
パーフェクト・ルーム

新風舎

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天気     のち肌寒い

吉田龍二 著 : パーフェクト・ルーム
を、読みました。

実はこの本、吉田修一の本と間違って借りてきちゃいました!
うっかり八兵衛もビックリするくらいの、うっかり人間
しかも、読み始めて「なんか作風ちがってね?????」
と、改めて表紙をみてビックリしたのですから
やっぱ誰か私を病院に連れて行ってください(涙)

しかし、折角のご縁なので最後まで読ませていただきました。
内容は、一辺が10mの立方体の部屋に男女一人ずつが
閉じ込められていて、絶対脱出不可能なまさに
パーフェクトルームから脱出する方法は?という物語。

意外性はあったのですが、なにせ4分の1を
吉田修一の作品と信じて疑わずに読んでいましたので
なんだか変な印象を受けたことが、クッキリと残ってしまって
それ以外のことを、感じる事が出来なかった本でした。

みなさんも、図書館での誤借りには気をつけてくださいね。
・・・・・いや、念のため。