天気 何でも乾くからカーペットまで洗濯っ
何度もプサンを訪れているのに、一度もバス・地下鉄に乗った事がなかったベリー。
今回は、初の地下鉄&バスに挑戦!
地下鉄西面駅の券売機で、一日乗車券を購入していざ出発!
海雲台の駅に到着。西面から30分くらいかな?
7番出口を出たらすぐ目の前のバス停から、181番のバスで
世界遺産の龍宮寺までゆきます。
初の韓国のバス。
運転手のアジョシに「ヨングンサ!」と伝えると、
先払いのはずなのに、何度もうなずいて座れ座れのジェスチャー。
素直に座り、走り出すと手をチョキの形にしているので、
2000ウォンを出すと、「OKOK!」ということで、
ヨングンサまでは、片道一人1000ウォン(70円くらい)でした。
←ミラーに映る親切なアジョシ
海雲台を出て、高層アパートが並ぶ住宅街を抜けて、のんびりした海沿いに出ると
バス停でもない場所で何故か突然停車しました。
「???バス停ないよね?」と思ったら、
「ツシマ!ツシマ!!」と、運転手さんが海のかなたを指差します。
誰も乗ってこないのに、開かれた前のドアから身を乗り出して
海のかなたを見つめると、霞のかなたにうっすらと平たい島影が見えます。
あれが対馬かー!近ーーーーい!!
しかし、対馬が近い事よりもアジョシの親切の方が感動の私
何度も「カムサミダ」を繰り返しました。
走り出すと今度は、メモに“61km”と書いて見せてくれます。
本当に、観光バスでもないのにこうまでしてくれて、感激至極です。
プサン市民の方々も馴れているのか?一人として苦情をおっしゃる方がいません。
そんな大らかなのんびりバスに乗り合わせ、
めでたくヨングンサ入口に近いバス停で降りることが出来ました。
お礼を言ってバスを降りると、“プッ”とホーンを鳴らしてバスは走り去りました。
今回の旅も、いろんな体験をしましたが、
この体験がこの旅一番の感動でした。
サングラスをかけたこわもてのアジョシと、遠くに煙る対馬の島影は
一生忘れないシーンになりそうです。