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太陽は動かない |
| 吉田 修一 | |
| 幻冬舎 |
天気 ちょっと蒸し暑い
吉田修一著 ： 太陽は動かない
を、読みました。
鷹野一彦はAN通信社の社員という肩書の、産業スパイ。
片腕の部下、田岡と共に新油田開発の利権争いの裏を探っていた。
商売敵の、韓国のイケメンスパイ、デビッド・キムと、謎の美女Ayako。
油田の開発の件は、思わぬ方向に展開し、
日本国内の若手政治家、大物政治家、科学者、メーカー取締り役員を巻き込み
中国、香港、シンガポール、アメリカを舞台に
猛スピードで疾走する、産業スパイの活躍を描いた、アクションエンターテイメント作品。
この本を読み終わった頃、ちょうどニュースで中国人の外交官のスパイ疑惑が
ニュースで取りざたされていて、面白がって読んでいる、こんな小説のような世界が
実は現実に日々繰り広げられているのかな？なんて思いました。
それにしても、やっぱ吉田修一は何を書いても面白いな～。と思った本でした。