降り積もる光の粒 | |
角田 光代 | |
文藝春秋 |
角田光代 著 : 降り積もる光の粒
を、読みました。
旅好きで有名な、著者の旅に関するエッセイ。
アジアや南米を長期間独りで旅するイメージが強かったのですが
初めての一人旅は、なんとシーズンオフの千葉の海辺の町。
それでも、その時は自分の生活圏を大きく飛び出した
大冒険だったという事が書いてありました。
その感覚は、私にもずっとあって
このブログを始めて、二つ目か、三つ目に書いた気がします。
旅に対する感覚が、本当に似ていると思いました。
“旅”という、魔法に取りつかれている人って誰もが
心の中に、光の粒が静かに降り積もっているのでしょう。