降るもんは降る。止んでくれたら儲けもん!
そう覚悟を決めたら、なんだかスッキリした
なんだそういうことか。ってびっくりした。
やっぱ旅ってすごい。旅は人生の縮図だ。
こうやって、変えられない事はあっさりと受け入れればいいんだ
諦めるんじゃなくって、受け入れて、
それでもしぶとく楽しんでやろうと思えばいい。
まだ始まって2時間半の旅で、相当高揚している(笑)
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到着フロアで、台湾の交通機関やコンビニで使える友遊カードを購入して
先ずはバス停探し。案内板どおりに進んで
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高鉄桃園駅へのシャトルバスに乗り込む
高鉄桃園駅までは10分程度で到着
私が帰国して、数日後にMTR空港線が正式開通して
台湾駅から空港まで一本で、40分で行ける様になった。
本当に、間が悪いなワタシ(笑)
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駅に着いたら、バスから荷物を引き摺って降ろそうとしてるワタシを見て
まるで友人かの様に、台湾人男性が手伝ってくれる。
旅を楽しんでください!って励ましの言葉付き。
さっそく旅の魔法がここに
窓口であっさりと台中行きのチケットを入手する事が出来たものの
出発は10分後『地下のホームはええーーーっと??』とウロウロ
していると少し焦ってしまう。
そこに立て続けのに旅の神様が登場!しかも夫婦で!!
リタイヤメント風の品の良い夫婦の奥さまが
どうしたの?って言ってくれるけど中国語
ワタシのブロークン英語は通じない
すると日本語を話せる旦那さんを押し出して
二人してワタシをホームまで導き、停車位置まで確認してくれる。
彼らは台中よりもっと南の、左営というところに帰るところで
お二人でイタリア旅行をした帰りらしい。
席も偶然近くて、バッグを置く場所も確保してくれた
窓の外は、台北から遠ざかるにつれて
徐々に雨は上がって、雲の切れ間から日も差し始めた。
40分程で到着した台中高鉄駅
ホームから窓辺のご夫婦と笑顔で手を振り合ってサヨナラした。
もうこのエピソードだけで、帰ってもいいかなって思える
出来事だったけど、結局この後もワタシは旅の神様達に
あたたかく見守られ続けた。