文・堺雅人2 すこやかな日々 | |
堺 雅人 | |
文藝春秋 |
堺雅人 著 :文・堺雅人2 すこやかな日々
を、読みました。
俳優 堺雅人が記したエッセイ集
某女性誌に3年半に渡って連載された
著者の日々のアレコレは、とても素朴だけど斬新で、長閑だけど鋭い
まるで堺雅人その人の、テレビや映画で見る姿と重なって見えた
満面の笑みの瞳のその奥は、静かな湖面のようで
静観している印象が強くある。
だから、凄い役者さんだけど、少し怖い気がしていた。
この本を読んで、堺雅人の一端を垣間見て
その理由が少しわかった気がした。
とても聡明で、思慮深く、いつも己と向き合っている人なんだな。
優しいお坊さんや神父さまに、少し近寄りがたい雰囲気があるように
著者も、きっと凛とした雰囲気を醸し出しているんだろう
本の中で、何度となく仏教と絡めた話が出て来て
“今”という意識がある人だとわかった
ワタシがヨガで日々追求している感覚を
一流の俳優である著者も同じく持っている
そんな共通点で、今までの堺雅人像が大きく変わって
グッと親近感を感じるようになった。
日々膨大な本を読み、それによって得た博識は
ワタシの憧れる部分で、ワタシもっともっと本を読まないとと
大きく反省させられた一冊だった。
この本は、ワタシのヨガクラスを受けに来てくれる
向井理似の好青年Kくんが、わざわざクラスに持って来てくれた本
きっと彼がオススメしてくれなかったら
一生読まなかったかもしれない本
良きヨガの友に、良き読書の友。
ワタシの人生は良き人達のおかげでカラフルだ ☆*.
Kくん!ホントにありがとう(o^^o)
シリーズ第1弾は返却時貸し出しますね(笑)