先日、彫刻家の船越桂が
TVの対談番組で、こんな事言ってた。
『この時代に、この体の自分はただ一人しかいない
ずっと過去にも、ずっと未来にも同じ人間はいない
だから、誰の真似でもない自分だけのモノは絶対にできる。』
他の追随を許さない、唯一無二の人は
本当に言ってる事がヨガで
死ぬまで唯の一度も、ヨガをする事が無くても
一瞬一瞬に、圧倒的に集中する術を熟知していて
日常的に、行なっている。
客観的な視点で、深く自分を見つめて、向き合っている。
その感覚を自分に当てはめてみる
ワタシはワタシしかいなくて
この時代、この環境、この性別。
同じ人間は本当にいない。
そう思ったら、ワタシの感覚をもっと
大切にしようと思えた。
毎日の練習を使って、ココロとカラダを観察して
深めたヨガを、伝えることは出来る。
それは、どんな形にせよワタシのオリジナル。
ワタシだけのモノ。
独自性というと、なにか突飛なものを思い浮かべていたけど
そもそも、生まれた時からワタシはオリジナルだった。
それを、磨きあげ、研ぎ澄ませて行くのはまた
別の話なんだな。
当たり前のことが、最近よく理解できる様になってきた。
