名古屋市営バスの路線再編やダイヤ大規模改正でまず思い出す日付が例年ならば4月1日か。昨年は特に行われていなかったと思いますが、新車の納了に合わせて、在来車両の異動とか、路線担当営業所の見直しもよく行われていたものでしたね。
今季は本投稿時点では、まだ交通局側からは何のコメントもありませんが。
私自身が今なお思い出に残っている路線再編は1974年3月30日の市電全廃、地下鉄4号線の新瑞橋延伸開業に伴うもの。
それと2011年3月27日の地下鉄桜通線の徳重延伸開業に伴うものですね。
前者の時点では、まだまだツーマン車両も結構残されており、今の基幹1の前身である41系統は名古屋駅前〜呼続大橋から栄〜千竈通2丁目となり、大半の車両がワンマンカーからツーマンに戻されました。
また同じ老松車庫担当の48系統の栄〜丹八山がワンマン化。とうにあの千種郡道経由は廃止になり、東郊通経由になっていましたね。
58系統は今の栄20に当たりますが、こちらは名古屋駅前〜瑞穂運動場東口から栄〜田辺通2丁目〜新瑞橋の運行になり、平日朝に限りツーマンに戻りました。
また、浄心車庫や熱田車庫などでは殆どのワンマン路線で路線系統のごく一部の便を再びツーマンに。その代表は、9、94、34、139、17、57系統の辺りだったかな。そうそう!!ほかには80、84、138系統などでも。
やはり、かなり込んでいたための措置だったか。
あの時は高3目前の私自身も、昔ながらの手回し後方幕の使用復活のためだと勝手に思い込んでいたものでしたよ。特に熱田車庫から野並車庫への担当になった32系統、今の幹原1あるいは新瑞15の前身ですが、新瑞橋〜鳴子住宅〜島田住宅になり、こちらもツーマン車が多数復活。後方幕も復活していましたね。
因みに、ワンマンバスに後方幕が自動巻き方式にて登場したのは74年9月にデビューしたツーマン兼用車両から。75年3月にはワンマン専用車両にも登場しています。
そして、76年4月には名古屋市営バスは全面ワンマン化されましたね。但し、岩塚石橋や松下に向かう系統など(120、124、125、126、127、152)はまともな転回場が無いなどの理由で、暫くは車掌代わりの誘導係が乗りましたが。今の中村11、中村12、名駅23などに相当します。
…………さて、今春はどうなるのかな?
今のところは単に車両の新旧置き換えだけで、特に大規模な路線再編やダイヤ改正は、どうやら、なさそう?????